この記事ではこういった疑問を解決します。
答えは「NO」圧倒的にNO!
バイクの盗難対策はやりすぎくらいがベストです。
最低でも、二つ以上のバイクロックを組み合わせることをおすすめします。
なぜなら、バイクロックにはいくつかの種類があり、それぞれ目的が違うから。
- 盗難対策は”やりすぎ”がベストな理由を詳しく解説
- おすすめの盗難対策の方法を紹介
- 盗まれたあとの対策方法を紹介
それでは、最後までお付き合いください。
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で勤務。
整備士として働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
バイクの盗難対策はやりすぎがベストな件【複数のロックを組み合わせよう】
盗難対策はやりすぎがちょうどいい理由について解説します。
- 犯人に「このバイクは面倒だな」と思わせることが重要
- バイクロックにはいくつか種類があり、それぞれ目的が異なる
例えば、チェーンロックひとつだけでは、不十分で、盗難のリスクは高まります。
もちろん、無いよりはマシですが。
① 犯人に「このバイクは面倒だな」と思わせることが重要
バイクを盗難する犯人の立場に立って、考えてみましょう。
- Aさんのバイク→チェーンロックだけ
- Bさんのバイク→チェーンロック+アラーム付きバイクロック
- Cさんのバイク→チェーンロック+アラーム付きバイクロック+バイクカバー
あなたなら、どのバイクを盗みますか?
ほとんどの人が「Aさんのバイク」を盗むかと思います。
理由は、盗難対策が不十分だから。
いくら頑丈で破壊しにくいチェーンロックだからといって、ひとつだけでは愛車を守り切ることができません。
「俺はチェーンロックだけでいいんだ!」という方は、最低限、地球ロックでバイクで固定しましょう。地球ロックをしないと、チェーンロックの本来の効果を発揮できませんから。
「地球ロックとは」
どうやっても持ち上げられそうに無い地球に固定することで盗難を予防しようというもの。
建造物や標識、ガードレールなどに固定することで効果を発揮します。
チェーンが破壊されない限り、盗難はできません。
少し、話がそれましたが、結論はバイクロックを複数、組み合わせて、犯人に「わざわざこのバイクを狙うのはリスクが高いな」と思わせたら、こっちの勝ちです。
② バイクロックにはいくつか種類があり、それぞれ目的が異なる
バイクロックにはいくつか種類があり、それぞれ役目が異なります。
それを複数、正しい使い方をして、組み合わせることで威力を発揮します。
- チェーンロック
- アラーム付きバイクロック
- U字ロック
- ディスクロック
- ブレーキロック
- ハンドルロック
- バイクカバー
などの種類があります。
組み合わせ方も重要で、おすすめの組み合わせはこちら
- チェーンロック
- アラーム付きバイクロック
- バイクカバー
この組み合わせが、盗難対策に効果を発揮する最小構成です。
理由は
チェーンロック(地球ロック)でチェーンを破壊しない限り、物理的に盗めない状況にする
↓
チェーンロックを破壊しようとしたら、アラームで発報(およそ100dB)
↓
バイクカバーでバイクを隠す
このような使い方をすれば、効果的です。
それぞれ、おすすめのアイテムはこちら
チェーンロック
▽このくらいの価格がベストバイ(長さが選べるのでおすすめ)
▽最強(だけど高いです。)
アラーム付きバイクロック
▽アラーム付きディスクロックで最強を求めている方はABUS一択!(3D傾斜センサーで誤作動しないです)
▽コスパで選ぶならこちら
バイクカバー
▽おすすめはデイトナ(サイズ選べます)
やりすぎの盗難対策しても盗まれる時は盗まれます。
これまで、紹介した盗難対策の方法はたしかに、効果的であるのは間違いありません。
ただ、プロの窃盗団に目をつけられたら、電動工具などを使用し、頑丈なチェーンロックでも破壊して、盗まれてしまうでしょう。
それが現実です。
なので、バイクは盗まれることを前提として、盗まれたあとの対策をした方が賢明な判断なのではないかと。(もちろん、最低限の防犯対策はした方がいいです。)
今回、紹介したバイクロックを実践した上でも、まだ心配な方もいるかと思います。
その場合、もっと頑丈なチェーンロックをもう一個追加する。などの対策も可能ですが、そんなことをするなら、そのお金で盗難保険に加入する方が、心配は減らすことができると思いませんか?
盗まれた愛車が、オーナーの元に無事に帰ってくる可能性は限りなく低いのが現実。その上、お金も一銭も返ってこず、泣き寝入り。
残ったのは多額のバイクローン。
そんなケースはざらにあります。
その心配(ダメージ)を少しでも減らすのが盗難保険の役目。
ZuttoRide Clubであれば、月々370円から加入できて、盗まれた場合は掛け金に応じて、お金が返ってきます。
その返ってきたお金で、バイクのローンを返済、新しいバイクの資金にすることが可能になります。
精神的ダメージと金銭的なダメージをかなり軽減することが可能。場合によっては、「盗まれてラッキー!新しいバイクを買える!」なんてケースもあるかもしれません。
ちなみに、保険料の例はこんな感じ↓
- 補償額5万円 →¥4,400/年 →¥367/月 →¥12/日
- 補償額30万円 →¥12,700/年 →¥1,059/月 →¥35/日
- 補償額100万円 →¥34,700/年 →¥2,892/月 →¥96/日
- 補償額200万円 →¥63,000/年 →¥5,250/月 →¥175/日
安いと思うか高いと思うかはあなた次第です。
ZuttoRide Clubで査定額と保険料を調べる保険料の詳しい情報や保証内容を詳しく知るにはこちらの記事へ↓
ちなみに、このZuttoRide Clubの盗難保険にはパーツ(マフラーなど)の盗難、鍵穴のイタズラなどにも保証があります。
【まとめ】盗難対策はやりすぎがベスト。ただ、それでも盗まれる時は盗まれる。
バイクの盗難対策は過剰なくらいに行うのがベストです。
最低でも、3つは組み合わせたいところですね。
- チェーンロック
- アラーム付きバイクロック
- バイクカバー
この組み合わせが、盗難対策に効果を発揮する最小構成です。
これらの対策をしても、まだ心配な方は、追加のバイクロックを増やすよりも、盗難保険に加入した方が、安心できるかと思います。
しかも、結果的にコスパもいいのではないかと。
むやみに盗難対策をするのではなく、頭を使って賢く、愛車を盗難から守りましょう。
それでは、また。