どうも!
本記事では『初心者でも失敗しない!』をテーマにオフロードバイクの選び方について書いていきます。
という方は必見!
- 足つき
- 性能
- 見た目
- 新車or中古
悩むポイントはけっこう多いですね…。
バイク屋で働くボクがわかりやすく解説します!
それではいきましょう!
この記事を書くボクはバイク歴5年、バイク屋で勤務。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
これで失敗しない!初めてのオフロードバイクの選び方【初心者必見】
まず、オフ車の種類について、ざっと説明していきます。
大きく分けて4つに分類されます。
- モトクロッサー
- エンデューロレーサー
- トレールバイク
- アドベンチャーバイク
こんな感じに分類されます。
モトクロッサーとエンデューロレーサーはレース用の車両で、公道で乗るようには作られていません。
なので、基本的にここで紹介するのはトレールバイクについてになります。
アドベンチャーバイクは最近流行っているジャンルで、別記事にて紹介します。
本記事では
- メーカーで選ぶ
- 排気量で選ぶ
- 足つきで選ぶ
- 性能で選ぶ
- 価格で選ぶ
といった感じで、進めていきます。
と、その前にオフ車のメリット・デメリットについて解説したいと思います。
オフロードバイクのメリット・デメリット
まず、オフ車のメリットから
- 軽い
- オン・オフどちらも走れる
- 燃費が良い
- 整備性が良い
オフ車のメリットはたくさんあります。
ボク自身もオフ車を所有していますが、軽さは正義です。まじで。
ちなみに、ボクが乗っているのはYAMAHA TRICKER
オフ車の中でもトップクラスに軽量。
車体が軽い
基本的にオフ車は軽く作られています。
軽いバイクは本当に素晴らしくて、林道などのオフロードはもちろんのこと、街乗りでもとても乗りやすい。
バイクを操っている感覚が掴みやすくて、初心者の方にもおすすめできるポイントでもあります。
250ccのオンロードバイクと車重を比較してみます。
- YAMAHA YZF-R25 → 167kg
- YAMAHA セロー → 133kg
その差33kg!!
めっちゃ軽いです。
YZF-R25の167kgも十分軽いですが、それよりもずっと軽い。
オン・オフどちらも走れる
オンロードバイクでオフロードを走るのはキツイですが、その逆、オフロードバイクでオンロード(一般道)を走ることは余裕です。
なので、ツーリングも林道も楽しめるということ。
どちらも走りたい方はオフ車一択です。
ちなみに、林道めっちゃ楽しいですよ。
燃費が良い
オフ車、燃費いいです。
単気筒エンジンで馬力も控えめなので、燃費ついてはグッド。
走り方や車種にもよりますが30km/L以上は十分走ります。
スズキ ジェベルは30km/Lでタンク容量17Lなので510kmも走れます。やべぇ(笑)
ボクは以前、HONDA XR250に乗っていましたが(モタードですが)、35km/L前後は走りました。タンク容量が10Lくらいだったので、無給油で300kmくらい。
燃費の良さから、ツーリングにもおすすめできます。
整備性が良い
オフ車はすごくシンプルな構造です。
いろんな場所にアクセスしやすく、カウルを外したりもないです。
エンジンは単気筒エンジンが多く、整備・修理もしやすい。
整備をしてる身から、初心者の方で、『自分でメンテナンスをして乗りたい!』って方にはオフ車をおすすめします。
タイヤの脱着・プラグ交換・オイル交換など十分セルフで行えるレベルだと思います。
目的別オフロードバイクの選び方【メーカーで選ぶ編】
さて、この記事の本題にはいります。
- メーカーで選ぶ
- 排気量で選ぶ
- 足つきで選ぶ
- 性能で選ぶ
- 価格で選ぶ
今回は【メーカーで選ぶ】について書いていきます
それではいきましょう。
まず、どのメーカーがいいんだろうと思う方もいると思います。
各メーカー、オフ車を展開していますが、メーカーごとに特徴があったりして面白いです。
海外メーカー
主要メーカーはこんな感じですね。
各メーカーの特徴です。(個人的なイメージもあります)
HONDA(ホンダ)
ホンダの空冷シングルエンジン!
信頼と安心のホンダです。
ホンダは主に4ストロークのバイクを得意としていて、その中でも空冷エンジンはとても丈夫で、信頼のおけるエンジンです。
ホンダのバイクは整備性もよく、個人的にけっこう好きなメーカーです。
空冷エンジンのオフ車で、一番選択肢があるのはホンダではないでしょうか。
ただ、現行車ではCRF250Lしかオフ車のラインナップがなく、コチラは水冷エンジン。
どのメーカーにも言えることですが、基本的にオフ車は中古で探した方がいいですね。
個人的にホンダで欲しいバイクはXR600R。ビッグトルク!!
- XR600R
- XR650L
- XR400R
- XR250
- XR230
- XLR250
- CRF250L
- SL230
- XL230
- XL250
- TLR200
- FTR223
- エルシノア250
- CRM250
過去には600ccのオフ車も販売していました。
オススメの車種は中古相場の球数が多く、年式も新しいXR250。
またどのモデルも派生系が多いので選ぶ際には注意しましょう。
YAMAHA(ヤマハ)
SNSで『#YAMAHAが美しい』でおなじみのヤマハ。
個人的にヤマハのイメージはおしゃれな感じ。SNS映えするバイクが多いですね。
SR400やYZF-R25などオフ車ではないですがバイク女子にも人気のメーカーです。
高性能・高スペックのWR250や、ロングセラーのセロー250など初心者から上級者までラインナップしてます。
セロー250も今ではもうファイナルエディションとなってしまいました。
新車でお探しの方は今がラストチャンスかもしれません。
個人的にヤマハで欲しいバイクは70年代の空冷2スト。めちゃめちゃかっこいいです。
- XT500
- XT400
- WR250R
- セロー250
- セロー225
- ブロンコ
- TT-R250
- TT250
- XT250
- XT200
- トリッカー
- DT200R
- DT230 LANZA
ヤマハでオススメなのは、やはりWR250Rとセロー250ですね。
中古相場の球数も多く、選びやすいです。
性能で選ぶならWR250R一択です。タンク容量も多くツーリングをトコトコ走りたい方はセロー250。
他人と被りたくない方は80.90年代の2ストも狙い目です。
SUZUKI(スズキ)
スズキは2ストのイメージです。
オフ車のイメージも強く、わりとオススメです。
乗っている人も比較的少ないので、他人と被りたくない方にはスズキはおすすめ!
いまだに『え、こんなバイクあったの!?』っていうのがよくあるのがスズキ(笑)
個人的にスズキで欲しいバイクはDR-Z400。
めちゃ速いってウワサのバイクです。
- DR-Z400
- ハスラー400
- DR250R
- ジェベル250XC
- ジェベル200
- RMX250
- TS200R
- ハスラー250
- ハスラー125
スズキは基本的に中古相場の球数が少ないです。
販売台数が少ない上、年式もけっこう古いバイクも多いです。
上にあげたラインナップの中で比較的、球数が多いのはジェベル250XCくらい。。
でもこのバイク、タンク容量が17Lも入るので無給油で500kmくらい走ります。
これはすごい。ただ、好みの分かれそうなデザインです。
KAWASAKI(カワサキ)
ラストはカワサキです。
カワサキはオフ車のラインナップがイマイチ。
種類も少ないです。
有名どころだとKLX250とKDXシリーズですかね。
2ストのオフ車をお探しなら、KDXはオススメです。年式も新しく球数も多い。
現行でKLX230が発売されました!空冷フルサイズでいい感じ。
コチラの記事でも紹介しています。
- KLX400SR
- KLX250
- KLX230
- スーパーシェルパ
- 250TR
- KLX125
- KDX250SR
- KDX220SR
- KDX200SR
- KDX125SR
スーパーシェルパ・KLX250・250TRあたりが比較的、中古相場の球数が多いです。
250TRは本格オフロードバイクではないですが。
KTM
基本的に競技車がメインです。
モトクロッサーは公道走行不可ですが、エンデューロモデルはナンバー取得も可能です。
現行モデルで2ストに乗れるのは魅力的ですね。
価格はけっこうお高めです。。
- 690エンデューロR
- 250EXC
- 250EXC-F
- 350EXC-F
- 450EXC-F
- 500EXC-F
EXCが2スト、EXC-Fが4ストロークのモデルです。
ハイスペックを求める方にはオススメ!!
Husqvarna(ハスクバーナ)
スウェーデン生まれのハスクバーナ。
コチラも競技車がメイン。
KTMと同じく、モトクロッサーは公道走行不可ですが、エンデューロモデルはナンバーの取得も可能です。
- 701エンデューロ
- E250I
- FE250
- FE350
- FE450
- FE500
ハスクバーナも価格は高いですが、高性能なので、スペックを求める方にはオススメです。
新車で買うことができるのも魅力的です。
アプリリア(aprilia)
イタリアからはアプリリア。
ラインナップは少ないですが、現行で125ccフルサイズが販売されています。
外車ですが、価格はお手頃です。
性能は驚くほど高くはないですが、国産125ccクラスに比べれば、魅力的なスペックです。
初心者の方にオススメしたい10選
コチラの記事で、オススメ10選を紹介しています。
球数が多く、価格的にも購入しやすいものをチョイスしました!
【まとめ】初めてのオフロードバイクの選び方
国産メーカー4社、海外メーカー3社と紹介しましたが、参考になったでしょうか。
メーカーの好みはけっこうあると思います。
自分の好きなメーカーで好みのモデルが見つかれば幸いです!
この記事で紹介したモデルのラインナップが全てではありません!
あくまで比較的、球数が多く、購入しやすいものを紹介しました。
初心者の方は250cc以下のモデルを選ぶのをオススメします。
競技車ベースはハイパワーすぎて、足つきも悪かったりもしますので、初めてで選ぶのはオススメしません。見た目はすごくかっこいいけどね!
それでも買いたいのであれば125ccクラスにしましょう。