この記事ではこういった疑問を解決します。
バイクの盗難を防止する最強の方法なんて、あるのでしょうか。
立派なガレージを建てて、防犯カメラをつけて、アラームをつけて、、、と対策すれば、限りなく100%に近い盗難対策をすることが可能です。
ただ、現実的じゃないですよね。
アパートに住んでいる方や、そこまでの予算がない方、家に敷地がない方などは、そこまでの対策はできないかと思います。
そこで、今回の記事では、そんな方でも、できるだけ効果的な盗難対策の方法を紹介します。
- 誰でもできる最強の盗難対策の方法を紹介
- 万が一、盗まれてしまった場合の対策方法を紹介
それでは、最後までお付き合いください。
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で勤務。
整備士として働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
バイク盗難を防止する最強の方法を解説します。【ポイントは3つ】
高価格で頑丈なチェーンロックはたしかに、有効な手段です。
ですが、強力なチェーンロックをつけたところで、正しい使い方をしていなければ効果を発揮しません。
例えば、簡単に切断することのできないチェーンロックであっても、地球ロック(建物などとバイクを固定すること)していなかった場合、車体を持ち上げて盗み運ばれたら、無意味です。
数万円以上するチェーンロックをしていても、効果を発揮しませんよね。
そこで、さまざまな用途のバイクロックを複数利用して、盗める可能性を潰していくのが得策です。
犯人にいかに「このバイクは盗むの大変そうだな。このバイクはやめておこう。」と思わせることが大事。
バイク盗難の最強の対策は、さまざまなバイクロックを複数用意して、それを正しい使い方で、バイクをロックすることです。
そのポイントは
- 地球ロック(建物などとバイクを固定)
- アラーム付きバイクロック
- バイクカバー
この三つのポイントを意識すれば、効果的にバイクを守ることが可能。
ただ、どんなに強力なバイクロックを使っていても、プロの窃盗団であれば、破壊されてしまうでしょう。
もうこればかりは、しょうがないです。
盗まれたあとのことを考えるなら、盗難保険一択。月々370円から加入できるので、下手にバイクロックをたくさん揃えるよりも、意外とお得かもしれません。
ZuttoRide Clubで査定額と保険料を調べる①地球ロックをする【最強の盗難防止策】
バイクロックの基本中の基本が地球ロックと呼ばれるものです。これが何より大事。
「地球ロックとは」
どうやっても持ち上げられそうに無い地球に固定することで盗難を予防しようというもの。
建造物や標識、ガードレールなどに固定することで効果を発揮します。
チェーンが破壊されない限り、盗難はできません。
地球ロックに必要なものはチェーンロックです。
長さが短いと、固定しにくいので、ある程度の長さがあるものがおすすめ。
頑丈なチェーンロックにすればするほど、破壊されるリスクは減ります。
間違っても、チェーンロック単体でホイールなどに固定しないように。
持ち上げられて、運ばれたら、いくら頑丈なチェーンロックでも無意味です。
おすすめのチェーンロックを紹介します。
▽最強(だけど高いです。)
▽このくらいの価格がベストバイ(長さが選べるのでおすすめ)
②アラーム付きのバイクロックをつける【最強の盗難防止策】
チェーンロックでも、破壊されたら、持ち逃げされてしまいます。
それを防ぐ目的で使用するのが、アラーム付きのバイクロック。
「アラーム付きバイクロック」は振動や、傾斜を感知すると、おおよそ100dBほどのアラームが発報される仕組み。
100dBがどのくらいの音量かと言うと、「電車が頭上を通るときのガード下」くらいの音量です。かなり大きい。
このアラーム付きバイクロックを組み合わせて使用することで、窃盗団がチェーンロックを破壊しようと、車体を動かしたり、振動を加えたりしたら、アラームが発報し、破壊行為を抑制します。
深夜などにバイクを窃盗するパターンが多いので、あたりが寝静まっている時に100dB以上のアラームが鳴り響けば、かなり効果的。
振動を感知するタイプと車体の傾斜を感知するタイプがあります。
▽ディスクロックで最強を求めている方はABUS一択!(3D傾斜センサーで誤作動しないです)
③バイクカバーをする【最強の盗難防止策】
これまでの盗難対策に最後に組み合わせるのが、バイクカバー。
盗難対策の面では車体を隠す目的で。
同時に、バイク保管時の車体を雨・風などから守る目的もあります。
高価なバイクをバイクカバーもかけずに、堂々と駐車しておくのはあまりに危険すぎます。
バイクを盗む際の手順を一つでも多くし、犯人に手間を取らせるのが効果的。
カバー自体にはバイクロックの機能はありませんが、バイクカバーを一枚外す作業だけでも犯人にとっては嫌なことかと思います。
犯人からしてみれば、わざわざ、手間のかかる(リスクの高い)車体を狙うメリットはありません。
▽おすすめはデイトナ(サイズ選べます)
最強の盗難対策しても盗まれる時は盗まれます。
これまで、紹介した盗難対策の方法はたしかに、効果的であるのは間違いありません。
ただ、プロの窃盗団に目をつけられたら、電動工具などを使用し、頑丈なチェーンロックでも破壊して、盗まれてしまうでしょう。
それが現実です。
なので、バイクは盗まれることを前提として、盗まれたあとの対策をした方が賢明な判断なのではないかと。(もちろん、最低限の防犯対策はした方がいいです。)
今回、紹介したバイクロックを実践した上でも、まだ心配な方もいるかと思います。
その場合、もっと頑丈なチェーンロックをもう一個追加する。などの対策も可能ですが、そんなことをするなら、そのお金で盗難保険に加入する方が、心配は減らすことができると思いませんか?
盗まれた愛車が、オーナーの元に無事に帰ってくる可能性は限りなく低いのが現実。その上、お金も一銭も返ってこず、泣き寝入り。
残ったのは多額のバイクローン。
そんなケースはざらにあります。
その心配(ダメージ)を少しでも減らすのが盗難保険の役目。
ZuttoRide Clubであれば、月々370円から加入できて、盗まれた場合は掛け金に応じて、お金が返ってきます。
その返ってきたお金で、バイクのローンを返済、新しいバイクの資金にすることが可能になります。
精神的ダメージと金銭的なダメージをかなり軽減することが可能。場合によっては、「盗まれてラッキー!新しいバイクを買える!」なんてケースもあるかもしれません。
ちなみに、保険料の例はこんな感じ↓
- 補償額5万円 →¥4,400/年 →¥367/月 →¥12/日
- 補償額30万円 →¥12,700/年 →¥1,059/月 →¥35/日
- 補償額100万円 →¥34,700/年 →¥2,892/月 →¥96/日
- 補償額200万円 →¥63,000/年 →¥5,250/月 →¥175/日
安いと思うか高いと思うかはあなた次第です。
ZuttoRide Clubで査定額と保険料を調べる保険料の詳しい情報や保証内容を詳しく知るにはこちらの記事へ↓
ちなみに、このZuttoRide Clubの盗難保険にはパーツ(マフラーなど)の盗難、鍵穴のイタズラなどにも保証があります。
【まとめ】最強の盗難防止策をした上で盗難保険に加入するのが最強の方法です。
という疑問の解答は
- 地球ロックをする
- アラーム付きのロックをする
- バイクカバーをする
- 盗難保険に加入する
これらの手段を組み合わせることで最強の盗難対策の方法となります。
無理のない程度で可能な限りの盗難対策をする
↓
それでも、盗まれてしまった時に備えて盗難保険に加入する
このような考え方がおすすめ。
それでは、最強の盗難対策を実践して、愛車を賢く守りましょう。
それでは、また。