寒い冬のバイクライフを快適に変える鍵、それは「USB電源で使えるグリップヒーター」です。
手袋だけでは防ぎきれない凍えるような寒さに、取り付け簡単でいつでも使えるグリップヒーターが解決策となります。
この記事では、取り付けが簡単で、取り外し可能なUSB電源タイプのグリップヒーターを3つ厳選してご紹介。
さらに、自分での取り付け方法や、電熱グローブとの比較も解説します。
冬のツーリングをより快適にするための情報が満載です!
- USB電源で使えるグリップヒーターを解説
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で整備スタッフとして4年間働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
USB電源で使えるグリップヒーターのメリットをバイク屋が解説
冬のライディングで手がかじかむ問題は、USB電源で使えるグリップヒーターが解決します。
このグリップヒーターの最大のメリットは、取り外しが簡単で、必要な時にだけ素早く取り付けられる点です。
電源取り出し作業が不要なため、配線に手間がかからず、誰でも簡単に設置できます。
たとえば、HOT GRIPの巻き付けタイプはUSBをバイクのポートに差し込むだけで使用可能。
反論もあるかもしれませんが、専門的な知識がなくても取り付けられる手軽さは、多くのライダーにとって大きな利点です。
USB電源をまだ装備してない!という方はこちらの記事を参考にして下さい。
>>【5,500円〜】バイクのUSB電源の取り付け工賃は?自分で取り付け可能?
USB電源で使えるグリップヒーターのおすすめ3選をバイク屋が解説
それではUSB電源で使えるグリップヒーターを紹介します。
これらの製品は、それぞれ特徴があり、バイクに最適な快適さを提供します。
デイトナ HOT GRIP 巻きタイプEASY USB(巻き付けタイプ)
この巻き付け式ホットグリップは、取り付けが簡単で手軽に使用できる商品です。
専用グリップへの交換が不要で、USB接続による電源取り出しもシンプル。
消費電力は11Wと省電力設計されており、薄くて断線しにくいフィルムヒーターが採用されています。
ON/OFFスイッチはUSB端子に一体式で、目立ちにくいデザインになっています。
ただし、使用にあたっては、出力が5V2.1A以上のUSBポートが必要です。
※モバイルバッテリーでの使用時間の目安:6000mAhで約1〜1.5時間。(使用環境やバッテリーの劣化状態で増減します。)
- USB電源で、配線加工が不要。
- 専用グリップへの交換不要な巻き付け式。
- 消費電力は11Wと省電力。
- ハンドル径:22.2mm。
- ヒートシートのサイズは95×105mm。
- 温度調節機能はなく、長時間の連続使用は避ける。
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エンデュランス OPMID オプミッド 汎用 グリップヒーター
「エンデュランス OPMID オプミッド 汎用 グリップヒーター」は、寒い時期に便利なクリップ式グリップヒーターです。
USB電源に接続するだけで使用でき、取り付けも簡単です。
コントローラーがコード上に備えられており、ヒーターのオン/オフや3段階の温度調節が可能です。
グラスファイバー入りの強化樹脂製インナーとラバー質のアウターが一体成型されており、丈夫でありながらも薄さを保っています。
- USB電源に接続するだけで使用可能
- 取り付けが簡単なクリップ式
- コントローラーでオン/オフや温度調節が可能
- 強化樹脂製インナーとラバー質のアウターで丈夫
- 省電力で十分な熱量を確保
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コミネ バイク用 EK-313 スリップオンエルゴノミクスUSBグリップヒーター
お手持ちのモバイルバッテリーや車両のUSBソケットから給電可能で、左右独立したUSB端子により安定した発熱を実現。
2.1A以上の出力を持つモバイルバッテリーを使用することで、15Wのハイパワー発熱を体感できます。
取り付けは現在のグリップにはめ込むだけで、三段階の温度調節が可能なスイッチも装備しており、使い勝手の良さも抜群です。
- USB端子を使用し、簡単に装着可能
- 独立したUSB電源で安定した発熱量を提供
- 2.1A以上のUSB出力が必要で、モバイルバッテリー2つが別途必要
- 15Wのハイパワーと高効率設計で暖かさを実現
- 三段階の加温調整が可能なスイッチ付き
- 掌サポートとスロットルサポート機能を付帯
- 取り付けが簡単で、車のハンドルにも使用可能だが、非推奨
- 暖かさは強設定でないとグローブを通じて感じにくい
- ハンドルカバーとの併用で12月、1月でも素手での使用が可能
- 大型バイクでの走行風による冷却効果で暖かさが減少することがある
- スイッチのシリコン部が取れやすく、改善が望まれる
- 指先にヒーター部が当たらないため、握り方を変える必要がある
- 防水配線には工夫が必要だが、脱着が簡単で温度も納得の品質
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グリップヒーターは自分で取り付けして工賃を節約しよう!
グリップヒーターの取り付け作業はYouTube等を参考にすると良いでしょう。
自分で取り付けることで、工賃を節約することが可能です。
おすすめ工具やケミカル類は、以下のリンクを参考にして下さい。実際に現場で使用しているものも紹介してます。
>>現役整備士がおすすめするバイク用工具はこれだ【最低限これでOK】
>>【整備士が選ぶ】持っていると便利なバイク用ケミカル15選!!
>>『整備士が解説』バイク用メンテナンススタンドのおすすめはコレ!
電熱グローブとグリップヒーターはどちらがおすすめ?
電熱グローブとグリップヒーター、どちらも冬のライディングを快適にするアイテムですが、グリップヒーターの方が手の自由度が高く、操作性に優れています。
電熱グローブとグリップヒーター、どちらも冬のライディングを快適にするためのアイテムです。
両方の特徴や利点を理解し、自分のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。
適切な選択をすることで、快適なバイクライフを送ることができます。
それぞれの特長やメリットを比較し、あなたのライディングスタイルに合った選択をしましょう。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
>>【比較してみた】電熱グローブとグリップヒーターどっちがおすすめ?
まとめ|USB電源使えるグリップヒーター快適な冬ツーリングを!
この記事ではUSB電源で使用できるグリップヒーターについて解説しました。
USB電源で使えるグリップヒーターは、取り付けの手軽さ、使い勝手の良さ、そしてコストパフォーマンスの高さで、冬のツーリングを格段に快適にします。
自分での取り付けも簡単なので、工賃を節約しつつ、ライディングを楽しむことができます。
今回紹介した3つの製品を参考に、自分に合ったグリップヒーターを見つけてください。