Z900RSオーナーには特におすすめの記事です。
マフラー交換は、バイクのパフォーマンスやサウンド、さらには見た目にも影響を与える大事なカスタムの一つですよね。
しかし、選ぶマフラーによっては車検対応でなかったり、取り付けが難しかったりと、悩みは尽きません。
そこでこの記事では、Z900RSに特化したマフラーの選び方から、バイク屋おすすめのマフラー7選まで徹底解説します。
自分で取り付ける方法や、どのマフラーが一番おすすめなのかも紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
- マフラーをカスタムするメリットを解説
- スリップオンマフラーの選び方を解説
- Z900RS用スリップオンマフラーのおすすめ7選を解説
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で整備スタッフとして4年間働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
Z900RSのマフラーをカスタムするメリット
マフラーのカスタムは、Z900RSのパフォーマンスを引き出すための効果的な手段であります。
理由としては、カスタムマフラーが原因でエンジン出力が向上し、トルクが増大するケースが多いからです。
一方で、反論として「マフラー交換は単なる見た目やサウンドの改善でしかない」という意見も存在します。
しかし、適切にマフラーを選ぶことで、見た目やサウンドだけでなく、実際のパフォーマンスも向上することは明白です。
Z900RSのマフラーは車検対応でないといけないの?
日本でバイクをカスタムする場合、車検対応が必要であります。
これは法律によって規定されており、車検に合格しなければ公道を走ることができません。
「車検対応でないマフラーの方が性能が良い」と言う人もいますが、それらは公道での使用が制限される可能性があります。
実際のところ、車検非対応のマフラーを装備している方も多いです。
そういう方は、『車検時はノーマルマフラーに付け替えて車検だけ通す』パターンが多いです。
厳密に言えばアウトですが、グレーゾーンなところもありますね。
結論として、公道で安心して走りたい場合は車検対応のマフラーを選ぶべきです。
大手バイク用品店で整備の依頼をする場合、JMCA対応のマフラーでなければ、断られる可能性があります。
Z900RSのマフラーの選び方を解説
マフラーの選び方は、非常に繊細な問題であります。
ポイントの一つとして、マフラーの素材(ステンレス、チタン等)を考慮することが重要です。
素材によって重量や耐久性、価格が大きく異なるからです。
スリップオンマフラーとは
スリップオンマフラーは、エキゾーストパイプ(排気管)の後端部分だけを交換するマフラーのことです。
これにより、排気音の調整や外観のカスタムが可能となります。
たとえば、スポーティなサウンドを求めるなら、スリップオンマフラーはぴったりです。
しかし、全体的な性能向上には限界がありますので、全体的なパフォーマンスアップを望む場合は、フルエキゾーストマフラーを検討すると良いでしょう。
スリップオンマフラーの特徴
- 低コストで購入できる
- 交換作業かんたん
- ドレスアップ・軽量化・音質に効果あり
- フルエキほどの性能アップは望めない
フルエキゾーストマフラーとは
フルエキゾーストマフラーは、エキゾーストパイプ全体を交換するタイプのマフラーです。
これにより、エンジンの排気効率を最大限に引き出すことが可能で、パワーアップを実現します。
たとえば、高速走行やレースを想定している方にはフルエキゾーストマフラーが最適です。
ただし、取り付けや調整には専門的な知識が必要となりますし、コストもスリップオンマフラーに比べて高くなる傾向があります。
フルエキマフラーの特徴
- スリップオンマフラーより性能アップ・軽量化できる
- 価格が高い
- 取り付け作業が難しい
マフラー素材による性能の違い
マフラーの素材は、重さや耐久性、熱伝導性に影響を与えます。
ステンレス製はコストパフォーマンスが良く、耐久性にも優れています。
一方、チタン製は軽量ですが、価格は高めです。
また、カーボン製は極めて軽量です。
あなたのバイクの利用目的や予算に応じて、最適な素材を選ぶことが重要です。
たとえば、長距離ツーリングをよく行う方は、耐久性に優れたステンレス製が適しています。
反対に、レースやスポーツ走行を主に行う方は、重量の軽減が求められるため、チタン製やカーボン製がおすすめです。
1.ステンレス
- 高く・重く・比較的丸い音質
- 錆びにくい
- スチールより軽く強度がある
- チタンほど焼けない
- コスパがいい
2.チタン
- 高く・軽く・ハジけるような音質
- 錆びない
- 圧倒的に軽い
- 薄くて高強度
- 焼け色が綺麗
- 価格が高い
3.カーボン
- 低く・重く・ハジけるような音質
- 錆びない
- チタンより軽い
- 表面温度が上がりにくい
- 表面劣化する
- 価格が高い
政府認証マフラー(JMCA)について
政府認証マフラーとは、日本モーターサイクルスポーツ協会(JMCA)の認証を受けているマフラーのことを指します。
これは、騒音や排ガス規制などの法令をクリアしたマフラーで、合法的に公道を走行できるという証明です。
たとえば、素晴らしいサウンドやパフォーマンスを発揮するマフラーでも、JMCAの認証がなければ公道での使用は違法となる可能性があります。
ただし、認証を得るためにはコストがかかるため、価格が高めになることも多いです。
それでも、法令遵守と安心感を重視するのであれば、政府認証マフラーを選ぶことをおすすめします。
大手バイク用品店で整備の依頼をする場合、JMCA対応のマフラーでなければ、断られる可能性があります。
Z900RS用マフラーのおすすめ7選|バイク屋が解説
マフラー選びにおいて、どの製品が最適かは悩ましい問題です。
そこで、性能、耐久性、そして価格を総合的に考慮して、バイク屋がおすすめするマフラーを7選ピックアップしました。
「高価なマフラーほど性能が良い」という意見もありますが、予算とニーズに応じて選ぶことが最も重要です。
1. TRICKSTAR トリックスター 政府認証スリップオンマフラー イカヅチ管
TRICKSTAR(トリックスター)のイカヅチ管スリップオンマフラーは、Z900RSオーナーにとっての夢の一品かもしれません。
何と言っても、このマフラーの一番の魅力は、ステンレス製のパイプ一体型サイレンサーと、その美しいシルバーボディです。
このマフラーは純正マフラーカラーと非常によくマッチし、Z900RSの持つ独特の美学を高めてくれます。
また、音量も車検基準をしっかりとクリア。加速騒音は80db/82db、近接騒音は92db/93dbと、安心して日常使いができます。
レイアウトはスリップオンマフラーとなっており、オイル交換やオイルフィルター交換も容易に行える点も高評価です。
付属のガスケットとともに、一体型の設計は取り付けも容易ですが、専門の知識と技術が必要ですので、メカニックの協力を得ることをおすすめします。
- スリップオンマフラーで取り付けが容易
- ステンレス製のパイプ一体型サイレンサーで耐久性が高い
- 美しいシルバーボディがZ900RSによくマッチ
- オイル交換、オイルフィルター交換も容易
- 加速騒音:80db/82db、近接騒音:92db/93dbと車検基準内
- 製品重量は約1.5Kgで、軽量
- Z900RSをカスタムしたい人にとって、このマフラーはお手軽で最適
- シルバーボディが純正のマフラーカラーと非常によくマッチしている
- 音量も程よく、加速騒音と近接騒音が車検基準内なので安心
- オイル交換やオイルフィルター交換も簡単にできるのが魅力
- 「やはりZはショート管が似合う!」との口コミもあり、デザインに満足しているユーザーが多い
- 専門の技術が必要であるため、メカニックに頼んだ方がよいとの意見も
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2. YOSHIMURA ヨシムラ スリップオン サイクロン BREVIS 政府認証
ヨシムラの新設計マフラーは、Z900RS/CAFEに特化した、高品質で伝統的なスタイリングとスポーツテイストを融合させた製品です。
このマフラーは政府認証のJMCA認定と車検対応を得ており、排出ガスと騒音規制もクリアしています。
さらに製品には2年間の保証がついています。
素材には高耐久のステンレスを採用しており、オプションでチタンやカーボンも選べるため、見た目や性能に応じたカスタマイズが可能です。
長さ300mmの丸型サイレンサーは、アルミ製ステーを使用し、エンド部分にはレーザーマーキングを施しています。
この細部までのこだわりが、シンプルながらも高い質感を生んでいます。
性能面では、中-高回転域でのパワーアップを実現。
さらに、重量を約13%軽減しています。
オプションで選べるヒートガードセットは、空力効果とデザインを考慮し設計されており、純正ヒートガードとの一体感もバッチリです。
- JMCA認定と車検対応で安心と信頼性
- 2年間の製品保証
- ステンレス、チタン、カーボンなど複数の素材オプション
- 高い質感とシンプルなデザインの丸型サイレンサー
- 中-高回転域でのパワーアップ
- 約13%の重量軽減
- オプションのヒートガードセットで更なるカスタマイズ可能
- 音質は純正に近いが、低音がやや強調されていると感じる
- ステンレスとチタンの選択で迷ったが、最終的にはチタンに満足
- スリップオンマフラーの取り付けが手軽で、自己満足感がある
- バイクとのバランスが良く、見た目も美しい
- 車検対応でありながら、スタイル、サウンド、取り付け精度ともに大満足
- チタンとステンレスの選択で迷ったが、ブルー焼き色は派手すぎると感じてチタンを選択
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3. MORIWAKI ENGINEERING モリワキエンジニアリング スリップオンマフラー MONSTER[モンスター]
この新しいマフラーは、特にcafeスタイルのバイクに取り付け可能で、そのデザインと性能は多くのバイク愛好者の心をつかむでしょう。
素材にはパイプにステンレス、サイレンサーにアルミを使用しています。
この選択により、軽量化(2.0kg)と耐久性を両立させています。
また、このマフラーは政府認証を受けており、車検にも対応しているので安心して使用できます。
音量面では、近接で91dB、加速時には82dBと、規制内でありながらも程よい低音を楽しめます。
- ステンレス製のパイプとアルミ製のサイレンサーで軽量化と耐久性を実現
- 政府認証取得と車検対応で安心の使用感
- 音量は規制内でありつつも、近接91dB、加速82dBと程よい低音
- 500キロ走行後にはより豊かな音色が楽しめる
- 見た目も優れており、特にcafeスタイルのバイクとの相性が良い
- 発売を待っていたため、性能よりもデザインを重視して購入
- 使い始めはジェントルな音だが、500キロほど走行するとより良い音になる
- 性能に大きな変化は感じられないが、音とデザインは満足している
- 見た目を重視する人には特におすすめ
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4. SC-PROJECT SCプロジェクト S1-GP スリップオンサイレンサー&フルチタンリンクパイプ
SC-PROJECT(SCプロジェクト)から登場したS1-GPスリップオンサイレンサーは、高パフォーマンスと見た目の美しさを兼ね備えた逸品です。
このイタリア製のサイレンサーは、元々高評価を受けていたS1サイレンサーのボディを採用し、さらなる進化を遂げています。
リンクパイプと本体には高品質のチタン材を使用。
特にエンド部分はテーパー状になっており、これがトルクフルな性能とパワフルなサウンドを生み出します。
認証もしっかりと取得しており、EURO 4/EURO 5/TUV認証を有しています。
重量面では純正品よりも大幅に軽量化(約965g)されており、これがバイク全体の軽量化とも相まってパフォーマンス向上に貢献します。
パワーは+0.7 hp @8700 rpm、トルクは+0.2 Nm @8200 rpmと、微細ながらも確実な性能向上が見られます。
付属品も充実しており、サイレンサーとフルチタンリンクパイプ、ボルト類、ステッカー、そして認証証明書と正規販売証明カードが同梱されています。
ただし、日本の一般公道での使用は認められていない点には注意が必要です。
- 高品質なチタン材を使用したリンクパイプと本体
- EURO 4/EURO 5/TUV認証取得
- 大幅な軽量化(純正2000g vs SC 965g)
- パワーとトルクの微細ながら確実な向上
- 豊富な付属品(サイレンサー、フルチタンリンクパイプ、ボルト類、ステッカー、認証証明書、正規販売証明カード)
- サイレンサー本体に“SC-PROJECT”のレーザー刻印あり
- エンド部分のTIG溶接によるデザイン性と軽量化
- 日本の一般公道での使用は不可
- イタリア製
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5. K-FACTORY ケイファクトリー 【車検対応】 STPスリップオン
製品はJMCA認証取得済みであり、車検対応品です。
サイレンサーは高品質のチタン製で、全長350mm、外径95Φ、内径51Φとなっています。
特に、差込径が60.5Φに設定されており、車検時にはこのサイレンサーを外してSTPジョイントパイプのみで受けることが推奨されています。
付属品も非常に充実しており、移動ヒートガード、バッフル脱落防止金具、タンデムステップ移動プレート(片側のみ)、サイレンサーステーなどが含まれています。
これにより、サイレンサーの取付角度も調整可能であり、カスタムに対する柔軟性が高い製品です。
このマフラーは、音量と音質がノーマルサイレンサー並みであるため、性能向上を求めるよりも、「カッコよくする!」という目的で購入するのがベストです。
- JMCA認証取得の車検対応品
- サイレンサーは高品質チタン製
- 充実した付属品(移動ヒートガード、バッフル脱落防止金具、タンデムステップ移動プレート等)
- サイレンサーの取付角度調整可能
- 近接排気音量89db、加速排気音量82db
- 適合型式:「2BL-ZR900C」
- ジョイントパイプのみで車検可能
- カスタム感を高めるための選択肢
- 音量と音質はノーマルサイレンサーとほぼ同じ、もしくはそれ以下
- Z900RSのノーマルマフラー自体が良い音質なので、スリップオン交換は必須ではない
- サウンドにはパンチがなく、エンドキャップが装着されていると不快な音になる可能性がある
- 性能向上は期待できないが、カスタム感を出すためには良い
- 車検対応品なので、法的な問題はなし
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6. BEAMS ビームス R-EVO2 スリップオンマフラー
このJMCA認定/政府認証品のスリップオンマフラーは、品質と法的な安全性に重点を置いた製品です。
公道での使用も問題なく、さらに2年間の保証がついているため、安心して長期間使用できます。
このマフラーは、特に重量削減に成功しており、ヒートチタン版が1.70kg、カーボン版が1.60kgで、いずれも純正2.25kgより軽量です。
音量は純正と同じく93.0dbと、高すぎず低すぎずの適切な設定になっています。
また、メンテナンスの便利さも特筆すべき点で、ドレンボルト、エレメント、タンデムステップ、ノーマルステップといった部分にアクセスする際に、特別なカウル加工などは一切不要です。
このマフラーは、平成22年の騒音規制にも対応しているため、環境面でも配慮されています。
ガスケットは別途購入する必要がありますが、それ以外はこの製品一つで幅広いニーズに対応できます。
- JMCA認定/政府認証品で、公道使用可能
- 2年間の保証付き
- 重量削減成功:ヒートチタン1.70kg、カーボン1.60kg(純正2.25kgより軽量)
- 音量は93.0dbと適切
- メンテナンスが容易:ドレンボルト、エレメント、タンデムステップ、ノーマルステップへのアクセスが可能
- カウル加工等不要
- 平成22年騒音規制対応
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7. TRICKSTAR トリックスター レーシングスリップオンマフラー ブラックメッキ
このスリップオンマフラーは、高級素材と洗練されたデザインを組み合わせた製品です。
サイレンサーはブラックメッキ仕上げで、高い耐久性とクールな外観を持っています。
一方で、パイプはチタン製で、優れた耐食性と軽量性を確保しています。
特に注目すべきは、エンドタイプがカールエンドであること。この特徴的な形状は、バイクに個性とスタイルを追加します。
付属品としては、スリップオンパイプ、サイレンサー、サイレンサーバンド、マフラースプリング、そしてステーが含まれています。
一つ注意点として、この製品は公道走行不可です。
また、メーカー都合による商品の仕様変更がある場合があるので、ご了承ください。
もしガスケットが必要な場合は、別途購入することができます。
全体として、このマフラーは耐久性とスタイル、そして優れた材料を兼ね備えた製品です。
- サイレンサーはブラックメッキで高い耐久性とスタイル
- パイプはチタン製で軽量かつ耐食性が高い
- エンドタイプは個性的なカールエンド
- 付属品が充実:スリップオンパイプ、サイレンサー、サイレンサーバンド、マフラースプリング、ステー
- インストールが簡単
- 公道走行は不可
- 商品の仕様変更の可能性あり
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Z900RSのカスタムマフラーはどれがおすすめ?
Z900RSをカスタムする際に最もおすすめしたいマフラーは、政府認証スリップオンマフラーです。
メーカーは好みで選んで問題ないでしょう。
JMCA非対応のマフラーは音量がかなり大きく、近所迷惑になる可能性もあります。
もちろん、車検も通りません。
性能に関しても、JMCA対応だから劣ることはないので安心して下さい。
Z900RSのマフラーは自分で取り付けして工賃を節約しよう!
マフラーの取り付けを自分で行うことは、工賃を節約できるだけでなく、バイクに対する理解を深める機会にもなります。
YouTubeや専門書籍を参考にしながら作業を行うと良いでしょう。
反論として「専門のスキルや工具が必要だから難しい」という声もありますが、基本的な工具と正確な情報があれば、決して難易度は高くありません。
特にスリップオンマフラーであれば、取り付け作業は簡単です。
そのため、自分で取り付けを行うことは十分におすすめです。
おすすめ工具やケミカル類は、以下のリンクを参考にして下さい。実際に現場で使用しているものも紹介してます。
>>現役整備士がおすすめするバイク用工具はこれだ【最低限これでOK】
>>【整備士が選ぶ】持っていると便利なバイク用ケミカル15選!!
>>『整備士が解説』バイク用メンテナンススタンドのおすすめはコレ!
まとめ|Z900RSのマフラーをカスタムして周りと差をつけよう
Z900RSのマフラーをカスタムすることは、パフォーマンスの向上、耐久性の強化、そして自分だけのオリジナルなサウンドを楽しむことができます。
具体例をいくつか挙げましたが、それぞれのマフラーが持つ特性を理解し、自分のニーズに合わせて選ぶことが重要です。
反論として、マフラーの交換は「費用がかかる」「専門知識が必要」という意見もありますが、正確な情報と計画的なアプローチで、それらの問題は解決可能です。
以上の点を踏まえ、Z900RSのマフラーをカスタムすることで、自分だけの特別なバイクライフを楽しむことができるでしょう。