YZF-R25をお持ちの方で、ツーリングやデイリーユースに便利なリアキャリアを探している方へ。
リアキャリアは荷物の運搬能力を格段に向上させますが、選び方一つでバイクの見た目や機能性が大きく変わります。
『最大積載量やサイズに注意しましょう。
また、GIVIをはじめとするリアボックスを装備する場合、適合の確認をしましょう。』という視点で、リアキャリアの選び方から取り付け方法、おすすめ商品まで解説します。
- YZF-R25用リアキャリアのおすすめ5選を解説
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で整備スタッフとして4年間働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
YZF-R25用リアキャリアの選び方
リアキャリアを選ぶ際には、『最大積載量やサイズに注意しましょう。』ということが最も重要です。
バイクの安定性と安全性を確保するためにも、自分の運びたい荷物の重量や大きさに合ったものを選ぶべきです。
また、特に大きな荷物やヘルメットなどを運ぶためには、リアボックスが必要となることが多いです。
この場合、GIVIなどのリアボックスブランドを選ぶ際は、そのキャリアとリアボックスが適合するか確認することも忘れてはいけません。
適合しないと取り付けが困難になるため、リアキャリア選びには十分な注意が必要となります。
YZF-R25用リアキャリアのおすすめ3選をバイク屋が解説
YZF-R25におすすめのリアキャリアを3つご紹介します。
1つ目は『ENDURANCE エンデュランス タンデムグリップ付きリアキャリア』です。
こちらはタンデムグリップが付属しているため、2人乗り時にも安心して使用することができます。
2つ目は『Y’S GEAR(YAMAHA) ワイズギア(ヤマハ) リアキャリア』です。純正品であるため、取り付けの際に適合問題が発生する心配がありません。
3つ目は『World Walk ワールドウォーク リアキャリア』です。こちらは耐久性と価格のバランスが優れており、特に長距離ツーリングを考えている方におすすめです。
1. ENDURANCE エンデュランス タンデムグリップ付きリアキャリア
エンデュランス社のYZF-R25用リアキャリアは、ツーリングに欠かせないGIVI BOX、K-MAX、SHAD等のトップケースを取り付けられる一方で、タンデムシートまで使って大きなバッグ等を固定することが可能です。
また、メインパイプにはΦ22径を採用し、一般的なハンドルバーと同じクランプを使用して、ヘルメットロックやアクションカメラ等を固定することができます。
さらに強度面もしっかりと確保しており、キズや錆びに強い電着塗装+粉体塗装の2層仕上げを採用しています。
- 最大積載量は8kgで、各種トップケースの取り付けが可能
- メインパイプはΦ22径を採用し、一般的なハンドルバーと同じクランプが使用できる
- グラブバー装備で、車両の取り回しやタンデム時も安心
- 荷掛けフック付きで、市販のゴムネットや荷紐等を掛けるのが容易
- 強度面もエンデュランスがしっかりと確保し、キズや錆びに強い電着塗装+粉体塗装の2層仕上げを採用
- 穴を開けずに取り付けられ、8kgまでの荷物が許容できることに魅力を感じた
- 初めての取り付け作業だったが、初心者でも取り付けられた
- 在庫が少なく、手に入れることができて満足している
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2. Y’S GEAR(YAMAHA) ワイズギア(ヤマハ) リアキャリア
スチール製マットブラック塗装のリアキャリアで、MT-25やMT-03のテールデザインにマッチしたパイプワークが魅力です。
YZF-R25/R3では左右のサイドカバーに20mmの穴開け加工が必要ですが、その一方でMT-25やMT-03では、グラブバーの装着はできません。
トップケース内の最大積載量は3kgで、別売りのユーロヤマハトップケース39L+ベースプレートの装着が可能です。
- スチール製マットブラック塗装で、MT-25、MT-03のテールデザインにマッチ
- YZF-R25/R3での装着にはサイドカバーに20mmの穴開け加工が必要
- MT-25、MT-03では、グラブバーの装着はできない
- トップケース内の最大積載量は3kg
- ユーロヤマハトップケース39L+ベースプレートの装着が可能
- 取り付けはサイドカバーの穴あけに手間取ったが、小さめの穴を開けて取り付けることができた
- 純正品でしっかりしており、カウルに穴あけが必要だった
- 説明書を見ながらのセッティングが可能で、指定のΦ20の穴を開けるところは、Φ15の穴でも取り付けられた
- Φ15の穴を開けた方が見た目が良く仕上がった
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3. World Walk ワールドウォーク リアキャリア
これは4車種共用のスチール製リアキャリアで、ヤマハのYZF-R25、YZF-R3、MT-25、MT-03に装着可能です。
これらの車種はそれぞれ共通のエンジン、フレームを採用していますが、車体の構成は微妙に異なるため、調整を行い4車種に対応するように開発されました。
最大積載量は5kgで、パッセンジャーのスペースを確保しながら、シャープなデザインを維持するよう設計されています。
取り付けはMT-25/03はグラブバーを外して行い、YZF-R25/3はテールカウルの一部に穴あけ加工が必要となります。
- スチール製で耐久性があり、最大積載量は5kg
- ヤマハのYZF-R25、YZF-R3、MT-25、MT-03に対応
- パッセンジャーのスペースを確保しつつ、シャープなデザインを維持
- MT-25/03はグラブバーを外して取り付け、YZF-R25/3はテールカウルの一部に穴あけ加工が必要
- 取り付け時間は約0.5時間
- 取扱説明書、ボルト一式、ステーが付属
- リアキャリアの形状は後ろ上がりで、水平や前上がりの状態を避けている
- リアキャリアとリアボックスをセットで装着するのが一般的
- MT-25に対してはリアカウルに穴を開けずに取り付けが可能だった
- リアハンドルを付け根から外し、付属のステーを取り付けることで装着できた
- 取り付けはシンプルで直感的だった
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YZF-R25のリアキャリアは自分で取り付けして工賃を節約しよう!
リアキャリアの取り付け作業は実は簡単です。
工具さえあれば、自分で取り付けることができます。これにより、工賃を節約することが可能となります。
具体的にはYouTubeなどの動画を参考にすることで、詳しい作業手順を学ぶことができます。
また、取り付け作業に必要な工具や、バイクのメンテナンスに役立つパーツクリーナーなどのケミカル類については、下のリンクを参考にしてください。
実際に現場で使用しているものも紹介しています。
>>現役整備士がおすすめするバイク用工具はこれだ【最低限これでOK】
>>【整備士が選ぶ】持っていると便利なバイク用ケミカル15選!!
まとめ|YZF-R25にリアキャリアを装備して快適なツーリングを!
YZF-R25にリアキャリアを装備することで、ツーリングがさらに快適になります。
特に、大きな荷物を運ぶ際や、長距離を移動するツーリングの際には、リアキャリアの存在は大きな助けとなります。
また、自分で取り付けることで工賃を節約できるというのも大きなメリットです。
選び方や取り付け方、そしておすすめのリアキャリアを解説しましたが、最終的な選択はあなた自身のニーズに合わせて行うことが大切です。
自分にとって最適なリアキャリアを見つけ、快適なバイクライフを送りましょう!