「モンキー125」のオーナーとして、長時間のドライブをより快適に過ごすためには、シートのカスタムが一つの解決策となります。
シートの硬さや高さ、形状を変更することで、自分の好みや体型に最適化し、快適なドライブを実現できます。
この記事では、モンキー125用のカスタムシートのおすすめ8選をバイク屋の視点から解説します。
また、カスタムシートの取り付け方法や選び方、シートをカスタムするメリットについても詳しく説明します。
- モンキー125のシートをカスタムするメリット
- モンキー125用カスタムシートおすすめ8選を解説
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で整備スタッフとして4年間働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
モンキー125をカスタムシートにカスタムするメリット
カスタムシートにすることは、モンキー125の乗り心地を大幅に向上させます。
なぜなら、シートの硬さ、高さ、形状をライダーの好みに合わせて調整できるからです。
適切なシートを選ぶことで、長時間のツーリングでも疲れにくくなり、快適に走行できます。
例えば、硬さを選べるシートを選べば、体への負担を減少させ、楽なドライブが可能となります。
しかし、一部のライダーは純正シートでも問題ないと主張するかもしれませんが、個々の体型や好みに最適化されたシートが、長時間のドライブの疲れを大いに軽減します。
モンキー125のカスタムシートの選び方を解説
カスタムシートを選ぶ際は、数々の要素を考慮する必要があります。
まず、自身の体型や好みに適した硬さ、高さ、形状を選ぶことが重要です。これにより、快適さが大幅にアップします。
具体例として、よくバンクするライダーは、サイドサポートがしっかりとしたシートを選ぶと良いでしょう。
反対に、そうでない方はフラットなシートがおすすめです。
何人かは、純正シートでも不都合なく使用できると感じるかもしれませんが、適切なカスタムシートを選ぶことで、ドライブの楽しさが更に増します。
モンキー125用カスタムシートのおすすめ8選|バイク屋が解説
モンキー125に合うカスタムシートは多種多様に存在します。バイク屋としての経験から、特におすすめする8つのシートをご紹介します。
これらのシートは、形状、硬さ、高さが異なり、ライダーの好みや乗り方によって選ぶべきモデルが変わります。
しかし、一部のライダーは、これらのシートの中から選ぶ必要性を感じないかもしれませんが、自分に適したシートを選ぶことで、更に快適なライディングが楽しめます。
1. ENDURANCE エンデュランス ローダウンブラケット
このローダウンシートブラケットは、シート前方を約15mm下げることで、足つき性が向上しつつ、純正シートの快適さを保持できる特性を持っています。
特に、女性ライダーなどにも適しています。材質は鉄で、電着塗装仕上げにより、耐久性も確保。
取り付けも簡易で、特別な加工をすることなく、基本的な工具での取り付けが可能です。
この商品を用いることで、タンクとシートの間の隙間も改善され、バイク全体の見た目も向上します。
保証期間は1ヶ月となっており、取り付け時間は0.2hとなっています。
- シート前方を約15mm下げ、足つき性が向上
- 純正シートの快適さを保持
- 材質は耐久性のある鉄、電着塗装仕上げ
- 基本的な工具で簡単に取り付け可能
- タンクとシートの間の隙間が改善され、見た目も良くなる
- 保証期間1ヶ月、取り付け時間0.2h
- 取り付けは短時間で可能、純正のボルトを流用
- 劇的な変化はないが、足つきが多少良くなった
- シートは前下がりになるが、リアもローダウンするかは悩むところ
- 短足な乗り主にはシート高が下がり足つきが改善される効果あり
- シート前方とタンクの隙間が少し無くなり、見た目が良くなる
- 純正シートの座り心地をキープしたい人におすすめ
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2. G-Craft ジークラフト カスタムシート 段付きタックロール
このモンキー125専用のシートは、FRPと合成皮革で作られ、表面はSS400でパウダーコートされています。
シート高は純正比較で60mmダウンし、より足つき性が向上しています。
純正の形状から大幅にデザイン変更し、見た目の美しさも追求。
特に、シート後端にはGcraftのロゴがエンボス加工で施され、品質への自信を感じさせます。
また、段付きタックロール仕様が特徴で、長年愛されてきたデザインを踏襲。
使い心地や見た目、足つき性の向上を目的に商品化され、多くのユーザーから支持されています。
小柄な体格の方や、足つきに不安のある方にもおすすめできる商品です。
- 材質:FRPと合成皮革、耐久性と快適さを両立
- 表面処理:SS400でパウダーコート、高い耐久性
- シート高:純正比較で60mmダウン、足つき性向上
- Gcraftロゴ:シート後端にエンボス加工
- 段付きタックロール仕様:長年愛されてきたデザイン
- 大幅なデザイン変更:ルックスと足つき性の向上を追求
- デザインがカッコよく、見た目は純正シートより好み
- お尻の痛さは、座る位置を適度に変えれば気にならない
- 足が地面にしっかりつくため、坂道発進でもリヤブレーキを使わなくても良い
- 背の低い方や小柄な体格の方にも足つき性が向上し、おすすめ
- 取付は「若干の調整」が必要だが、メンテナンス超初心者でも取付・調整可能
- 純正シートと状況によって付け替えも可
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3. SP武川 SPタケガワ タックロールシート
このモンキー125専用の”タックロールシート”は、デザイン性とクッション性に優れたSP武川オリジナル製品です。
シートベースは軽量化を追求した樹脂製で、表皮には滑りにくい生地を使用してホールド感を高め、ライディングの安定性を向上させています。
シートスポンジはSP武川オリジナルのスーパーウレタンスポンジを採用し、ロースタイルシートでも快適な座り心地を確保。
コンパクトにまとめたデザインは、ノーマルスタイルはもちろん、様々なカスタムスタイルにもコーディネートできるため、お車のカスタマイズに幅広く対応します。
取付けもノーマルシートを取外し、ノーマルステーを本製品に組付けることで簡単に装着できます。
SP武川ロゴ入りタグが付属し、製品の品質とデザイン性を一層高めています。
- シートベース:樹脂製で軽量化
- シートスポンジ:SP武川オリジナルスーパーウレタンスポンジ、快適な座り心地
- 表皮:滑りにくい生地でホールド感向上
- デザイン:コンパクトで様々なカスタムスタイルにコーディネート可能
- 取付け:ノーマル同様に簡単に装着可能
- タグ:SP武川ロゴ入りで品質とデザイン性を強調
- その他:グラブバー、リアキャリアの同時装着が可能
- 見た目が優れており、色味は日光の下で赤茶系に見える
- 足つきは元から良好だが、更に向上
- シートは硬いが、多くのバイクよりも快適
- 乗り心地は固いが、ツーリングメインの人以外は十分快適
- サイドカバーよりシートの方が細いので、足を真っ直ぐに下ろすことは難しい
- 作りは純正同等品のクオリティで、横からの見た目もGood
- ツーリングには純正シートがおすすめ
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4. KITACO キタコ タックロールシート
こちらのタックロールスタイルのカスタムシートは、そのデザイン性により、バイクのスタイルを損なわない一品です。
シート表皮は耐久性のある合成皮革を、シートベースにはPPを採用しています。
これにより、長期にわたり優れた品質と快適性が保たれます。
特に、シートの沈み込みがノーマルに比べ少なく、シート高が低くなっているため、ドレスアップにも最適です。
キタコ製のグラブバー、サイドグリップ、リヤキャリアーも使用可能で、カスタムの幅も広がります。
また、シートブラケットや取付ボルト類はノーマルを再使用でき、取り付けも簡単です。降雨や洗車後、チェック柄タイプは表皮の材質上、縫い目より水が染み出る可能性がありますが、そのデザインと機能性で満足いただけるでしょう。
- シート表皮:耐久性のある合成皮革
- シートベース:PP
- スタイル:タックロールスタイル、シート高低
- カスタム性:キタコ製グラブバー、サイドグリップ、リヤキャリアー使用可能
- 取付:シートブラケット、取付ボルト類ノーマル再使用
- 予防:チェック柄タイプは水が染み出る可能性あり
- 価格:安価で良質
- 足つきの改善に効果あり、165cm以下の身長でも安心
- ノーマルシートよりも幅広く、少し薄いが、座り心地は変わらない
- キタコのタックロールシートは、ノーマルシートと比べても320キロ日帰り走行でも違和感なし
- 価格の割には、品質と機能性で満足
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5. KITACO キタコ カスタムシート
このカスタムシートは、スマートかつスポーティで、バイクにカフェスタイルの趣をもたらします。
シンプルかつ洗練されたブラックカラーが、バイクのデザインを引き立てます。
このシートは、タックロールタイプで、サイズは全長×全幅:445×235mm、シート厚が50mmダウンしており、ノーマルシートに比べて全長と全幅がコンパクトになっています。
これにより、足つき性が向上し、ライディングの際にも安定した座り心地を提供します。
更に、キタコ社製のグラブバー、サイドグリップも使用可能で、カスタムの選択肢が広がります。
このシートは、そのデザインと機能性で多くのバイク愛好者に選ばれています。
- カラー:ブラック
- 素材:スチール製
- サイズ:全長×全幅:445×235mm(ノーマル:520×340mm)、シート厚:50mmダウン
- スタイル:スポーティかつタックロールタイプ、カフェスタイル
- 仕様:キタコ社製グラブバー、サイドグリップ使用可
- 足つき性:向上
- 体が大きめの人にはシートが少し狭く感じるかもしれない
- クッションが固めで、シート幅が細いためニーグリップしやすい
- デザインが洗練されており、多くのユーザーから好評
- 足つきはかなり良好だが、クッションが硬いため長時間の使用はお尻が痛くなりそ
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6. KIJIMA キジマ シート
このシートは、モンキー125の走りと質感を一層引き立て、長距離ツーリングにも適しています。
HONDAのデザイン哲学に基づき、50ccから125ccへと進化したモンキーにしっかりと馴染む美しい形状を持っており、シートの横タック間隔を広げ、モコモコ部分を減らしています。
これにより、シート後方にプチカフェレーサー仕様の盛り上がりを演出し、側面にパイピングを施すことで、よりレーシーでスポーティな雰囲気を醸し出しています。
シートは防水仕様となっており、純正テールランプ・純正ウィンカーランプともに併用可能です。
しかし、タックロール部の縫い目から水が入りやすいので、長距離ツーリング後は風通しの良い日陰でよく乾燥させることが推奨されています。
- モンキー125専用のカスタムツーリングシート
- シートの横タック間隔を広げ、モコモコ部分を減少
- プチカフェレーサー仕様の盛り上がりと側面パイピングによりスポーティなデザイン
- 防水仕様
- 純正テールランプ・純正ウィンカーランプと併用可能
- セット内容:シート本体、取付ボルトセット、取扱説明書
- 見た目は非常に良いが、座り心地はかなり固い。「ケツはヤバい!」との評価
- 短距離、街乗りには問題なし。しかし、長距離ではお尻が痛くなる可能性あり
- 見た目重視で選ぶ顧客が多い模様。デザインについては高評価を受けているが、座り心地に関しては改善の余地がある
- 福島の磐梯ゴールドライン、磐梯吾妻スカイラインを走行した際、一部でお尻に違和感を感じることがあった
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7. G-Craft ジークラフト カスタムシート フラットタックロール
モンキー125専用のカスタムシートは、ライディングに特化したフォーム形状を採用しています。
材質はFRP合成皮革とA5052材を使用。このシートは純正シートよりも45mm低く設計されており、シッティングポイントは乗車時の要となる部分に配置。
純正ステップやGクラフトバックステップ装着時にも乗りやすい設定が施されており、多少の前後移動も可能で、バイク自体もホールドしやすい設計となっています。
表皮は滑りにくい素材を選定し、純正らしさを残しつつもライディングの効果を最大限に引き出せるように工夫されています。
シートのフォームの硬さも、乗車時からライディング時まで考慮して選定され、疲労軽減と乗りやすさを両立しています。
- モンキー125専用デザイン
- 材質:FRP合成皮革、A5052材
- 純正シートより45mm低い
- ライディングに特化したフォーム形状
- シッティングポイントが乗車時の要に配置
- 純正ステップ、Gクラフトバックステップ装着時にも乗りやすい設定
- 表皮は滑りにくい素材を選定
- 疲労軽減と乗りやすさを両立したフォームの硬さ
- シートは少し硬めで、足つきが改善されるが、長距離時に太ももに痛みが出ることがある。
- 見た目や質感は価格相応で、取付も簡単。しかし、シートが硬く、30分程度の乗車で太ももが痛くなることがある。
- シート幅が細くなり、ニーグリップができそう。ライディング時の扱いやすさも向上。
- 質感は高級な表面材で、手触りで違いが分かる。座り心地は硬めだが、使用してみると中々良い感じの硬さ。
- 総じて、価格相応の商品で、純正シートと大差なく、デザインや乗り心地を確保している
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8. SP武川 SPタケガワ クッションシートカバー(ダイヤモンドステッチ)
このモンキー125専用シートカバーは、ユーザーによるライディングの体験を向上させることを目的とした製品です。
取り付ける際に注意が必要ですが、正確に取り付けられた場合、このシートカバーは乗車体験を大いに向上させることができます。
ダイヤモンドステッチデザインが特徴で、車両に高級感を与え、カスタムイメージを強調します。
特殊スポンジ入り表皮は、振動の軽減とクッション性の向上に寄与し、通勤やロングツーリング時に起こる疲労を軽減します。
さらに、SP武川社ロゴのタグが付属し、ブランドの信頼性を高めています。
- ダイヤモンドステッチデザインで車両に高級感を与える
- 特殊スポンジ入り表皮により、振動の軽減とクッション性が向上
- SP武川社ロゴのタグ付きでブランド信頼性向上
- 取り付けの際、正確に取り付けることで乗車体験向上
- ガソリン、シンナー等の有機溶剤に注意が必要
- クッション性が良く、腰への負担も少し軽減される
- 純正のタックロールよりルックスの観点では劣るとの意見も
- ハンドル位置が少し下になるため、ハンドルアップの追加が推奨される
- 保護目的で購入し、お尻にも優しいとの評価
- 紐の取り付け方向を間違えると破れる可能性があるので、注意が必要
- 線傷の保護のために購入した利用者もおり、純正シートより見た目が劣るが機能性では優れているとの評価があ
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モンキー125のカスタムシートは自分で取り付けして工賃を節約しよう!
カスタムシートの取り付けは、一見、難しそうに見えますが、YouTube等の参考動画を見ながら取り組むことで、自分で取り付けることができます。
この方法で取り付ければ、工賃を節約でき、カスタムの満足感も高まります。
例えば、適切な工具とパーツクリーナーを使用すれば、取り付け作業はスムーズに進みます。
なお、これらのツールやケミカル類のおすすめについては、記事下部のリンクから詳細を確認できます。
工賃を支払って取り付けてもらう方もいますが、自分で取り付けることで、バイクとの一体感が増し、より愛着がわきます。
おすすめ工具やケミカル類は、以下のリンクを参考にして下さい。実際に現場で使用しているものも紹介してます。
>>現役整備士がおすすめするバイク用工具はこれだ【最低限これでOK】
>>【整備士が選ぶ】持っていると便利なバイク用ケミカル15選!!
>>『整備士が解説』バイク用メンテナンススタンドのおすすめはコレ!
まとめ|モンキー125のシートをカスタムして乗り心地アップ!!
モンキー125のシートをカスタムすることで、長時間のドライブでも疲れにくく、楽しく走行できます。
自分に適したシートを選び、正しい方法で取り付けることで、ライディングの質が大幅に向上します。
何人かは、カスタムの必要性を疑うかもしれませんが、一度カスタムシートに乗ってみれば、その違いの大きさを実感できるでしょう。