あなたのZ900RS、もっと自分らしく、もっと快適にしたいと思いませんか?
そのための一つの手段が「シートのカスタム」です。
見た目を一新できるだけでなく、足つきの問題や足の窮屈さも解消できるため、乗り心地と操作性を大幅にアップさせることができます。
しかし、どのシートを選べば良いのか、自分で取り付けることは可能なのか、そういった疑問や悩みをお持ちの方も多いでしょう。
そこで、この記事では、現役バイク屋スタッフがZ900RS用のシートの選び方とおすすめの5つのシートを詳しく解説します。
あなたのZ900RSライフをさらに充実させるための情報をぜひ参考にしてください。
- カスタムシートのメリットを解説
- シートの選び方を解説
- Z900RS用シートのおすすめ5選を解説
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で整備スタッフとして4年間働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
Z900RSをシートにカスタムするメリット
Z900RSのシートをカスタムすることには大きなメリットがあります。
まず、シートを変えるだけでバイクの全体的な見た目が変わり、個性を出すことが可能です。
さらに、足が窮屈に感じる方や足つきが悪いと感じている方は、ハイシートやローダウンシートに変更することで、それらの問題を解決することができます。
たとえば、ハイシートはシート高を高めて足の置き場所を確保し、ローダウンシートはシート高を下げて地面に足をつけやすくします。
これらを適切に選択することで、あなたのZ900RSに乗る際の快適さや安心感を高めることができます。
Z900RSのシートの選び方を解説
Z900RSのシートを選ぶ際の基本的なポイントは、自身の体格や乗り方に合わせて選ぶことです。
純正シートで足つきの悪さを感じている方はローダウンシート、逆に足が窮屈に感じている方はハイシートを選びましょう。
さらに、シートのデザインも重要です。
自身の好みに合う市販品が見つからない場合は、シート貼り書き業者に依頼してオリジナルシートを作成するのもおすすめです。
シートの張り替えは丸直などが有名ですね。
これにより、あなただけのZ900RSを作り出すことが可能となります。
Z900RS用シートのおすすめ5選|バイク屋が解説
それでは、Z900RSにおすすめのカスタムシートを紹介します。
口コミや商品の特徴を参考にしましょう。
1. KAWASAK Iカワサキ ハイシート(+35mm)
カワサキ純正のハイシートは、通常のシートよりも35mm高くなっており、長身のライダーや長時間のライドをこなす方に最適です。
シートが高くなることで足の窮屈さを軽減し、より楽な乗り心地を実現します。
ブラックブラックのカラーはZ900RSのデザインにマッチし、カッコよさを引き立てます。
また、取付時間はわずか0.1Hと短時間で交換可能です。ただし、身長が低い方は足つきが悪くなることを考慮に入れてください。
- カワサキ純正の品質
- 高さが+35mmのハイシート
- ブラックブラックのカラーでZ900RSにマッチ
- 取付時間0.1Hと短時間で交換可能
- 純正シートよりもかなり良いと感じる
- 長時間でもお尻が痛くならない
- 長身の方でも足つき問題なし
- 足つきが少し悪くなるが、長時間の乗り心地は向上
やっと届いた
Z900RSハイシート
これで遠出してもお尻痛くならない🙂
もともと遠出しないやろと言われそう🤩#Z900RS#z900rsハイシート pic.twitter.com/Y62Dkk1D5F— シン@Mr親バカ (@ELAN57010248) September 6, 2021
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2. 茗荷シート ミョウガシート 【GTR-Series】シートASSY(-30mm)
ミョウガシートのGTR-Seriesは、ライダーの座面が純正比で約30mm低く設定されています。
これにより足つき性が向上し、ライドの安心感を高めます。
さらに、一体成型のウレタンにゲルをインサートすることで、長時間のライディングでも疲れにくい設計になっています。
シートボトム材質はPP(ポリプロピレン)で、耐久性と軽さを両立。タンデム部分にはアンコ抜きを施し、タックロールパターンに合う段付き形状を採用しています。
ライダー側を低くし、座面に懐を作ることで最適なライディングポジションを追求したこのシートは、快適性と利便性を一つにした製品です。
- ライダー側を純正比約30mm低く設定
- 一体成型のウレタンにゲルをインサート
- シートボトム材質:PP(ポリプロピレン)
- タンデム部分にアンコ抜きを施したタックロールパターン
- 長時間のライディングでも疲れにくい設計
だいぶ足つきも良くなった気がする🤗
茗荷シートいわく約30mmダウン👏
左→純正シート
右→茗荷シート#z900rs#茗荷シート#バイク乗りと繋がりたい pic.twitter.com/pavyd8Q9bV— ぺけぺけ👉🏻Z900RS (@Gsx250rK) June 1, 2022
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3. K’s-STYLE ケイズスタイル ローシート(-30mm)
ケイズスタイルのローシートは、足付き性を改善することに特化した製品です。
純正シートをベースにウレタン部分で約30mmの加工(アンコ抜き)を施し、さらに乗り心地の悪化を防ぐために低反発素材を内蔵しています。
その低反発素材はライダー着座部のみに使用されています。
このローシートは年式や仕様によってシートデザインが異なる純正シートと比較して、一定のデザインを保つように作られています。
なお、タンデム部に低反発素材は内蔵されていません。
- ウレタン部分で約30mmの加工(アンコ抜き)
- 低反発素材をライダー着座部のみに内蔵
- 足付き性を重視した設計
- シートデザインはケイズスタイルのローシート仕様に統一
- タンデム部には低反発素材は内蔵していない
- シートの高さはそれほど変わらないが、足を前方に下ろすと明らかに足つきが良くなっていると感じる
- タンデムには不向きで、シングルライドに適している
- 低反発素材の効果で、尻の痛みが感じられない
- 初めて使用する際は足付きの感覚が変わるため戸惑う可能性あり、しかしすぐに慣れると思われる
- シートの形状は見た目が良く、純正風の素材感で仕上がっていて満足してい
無事帰宅〜♪
玄関先にK’s-STYLE ローシートが届いてた!!!
明日は洗車して、カスタムに時間費やそう^ ^ pic.twitter.com/DjltjqunOe— Sho@Z900RS (@sho_z900rs) April 28, 2019
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4. DAYTONA デイトナ コージーシート (COZYシート) 【COMP】(-15mm)
往年の名車Z1000Rを思わせるスタイルを持つZ900RS用ローダウンシートです。
フロントサイド部をカットし、座面を約15mmダウンさせています。
タンデム側は純正同等の高さを保持しており、エッジを強調したフォルムが特徴です。
一体成型のスーパーウレタンを使用しているため、硬さ・弾力性がありライダーの体重をシート全体で受け止めるため、長時間の走行でも疲れにくい設計となっています。
シートベースには取付金具とダンパーが組み込まれており、純正車載工具で取り付けが可能です。
ただし、完全防水ではなく、雨天走行後等はシートレザーの縫製部から水が染み込む場合があります。
- フロント部分は約15mmのローダウン
- タンデム部分は純正同等の高さを保持
- 一体成型のスーパーウレタン使用
- 純正車載工具での取り付けが可能
- 完全防水ではないため、雨天走行後は水が染み込む可能性あり
- シート高が少し低くなったため、足付きが改善された
- 長時間の走行でも腰が痛くならず、快適に過ごせた
- シートロックが掛かりずらいという欠点がある
- ロックが確実に掛かっていても、荷重がかかるとロックが外れることがあるため、注意が必要
z900rsのシート来た〜❗️#z900rs #cozyシート pic.twitter.com/x3X8bUYbWU
— akishima18 (@z900rs_rebel250) May 2, 2022
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5. DOREMI COLLECTION ドレミコレクション Z1スタイルシートAssy
「長距離走行でお尻が痛くなる」「ノーマルカウルに合うシートはないか」というユーザーの声に応えて開発された、ノーマルカウル用のカスタムシートです。
開発には約2年の歳月を費やし、当初はハニカム素材を用いて進めていましたが、耐熱性や耐久性に不安を感じたため、従来のZEPHYR750Z2タイプシートで使用していたスポンジの割合を調整し、開発を進めました。
そして、試作品の中からベストなスポンジを選び出し、満足のいく仕上がりとなっています。
表皮レザーにもこだわり、一体となったこのシートは、座り心地を向上させるだけでなく、車両の外観も一層引き立てます。
注文してたドレミコレクションのシートが届いたので早速昨日は取替え🏍
お尻痛くなる問題を解決するためにゲルザブ加工しようと思ってましたが費用が高かったのと、純正シートはそのまま残しておきたかったのもあり購入しました🙂
ちょっとぼてっとしてますが触った感じはかなり柔らかい✨#Z900RS pic.twitter.com/g2Yu0eUq5A— V-RS (@vw3V2QLIkoLoSm1) July 3, 2023
- ノーマルカウル用に特化した設計
- 長距離走行でも快適な座り心地を追求
- 従来のスポンジ材を使用し、適切な割合で調整
- 表皮レザーにこだわり、デザイン性を向上
- 空冷Z同様のウェルドラインデザイン
- Z1パターンのシート自体は他にもあるが、この製品はウェルドラインがイメージ通りで良いとの意見
- 表皮の張りが緩く、少しフニャッとした印象があるとの感想
- 座り心地は良く、高さも適切で、ホールド性も純正ハイシートより良いとの意見
- 新品でこれだと経年で緩んでこないか心配だが、タッカーで張り直せば直せそうとの意見
- 純正シートからの変更で、硬さもちょうど良くお尻が痛くならなくなったとの感想
- Z1スタイルが格好良く、ハイシートからの高さも低くなってハンドルのポジションも良くなったとの意見
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Z900RSのシートは自分で取り付けして工賃を節約しよう!
シートの交換作業はとてもシンプルで、自分で行うことが可能です。
必要な工具やケミカル類については、以下のリンクにておすすめの商品をご紹介しています。
ただし、取り付けには一定の注意が必要です。
間違った取り付け方をすると、シートの動きが悪くなったり、場合によっては落ちてしまうこともあります。
>>現役整備士がおすすめするバイク用工具はこれだ【最低限これでOK】
>>【整備士が選ぶ】持っていると便利なバイク用ケミカル15選!!
まとめ|Z900RSのシートをカスタムして乗り心地をアップしよう!
この記事では、Z900RSのシートのカスタムのメリットと選び方を解説し、自分でシートを交換することで工賃を節約する方法を提供しました。
シートのカスタムは見た目だけでなく、乗り心地や操作性の向上にも寄与します。
それぞれのシートがもたらす効果を理解し、自分の体格や乗り方に最適なシートを選ぶことで、Z900RSとの相性をさらに良くしましょう。
自分だけのZ900RSを作り上げ、快適なバイクライフを送りましょう。