冬のバイクライディングは、寒さが厳しいものです。
特に手は風を直接受けるため、凍えてしまいがち。
そんな悩みを解決するために、グリップヒーターは欠かせないアイテムです。
この記事では、キジマ製とデイトナ製のグリップヒーターを徹底比較します。
価格、取り付けやすさ、見た目に焦点を当て、あなたのバイクライフを快適にするお手伝いをします。
- キジマのグリップヒーターを解説
- デイトナのグリップヒーターを解説
- 目的別におすすめのグリップヒーターを解説
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で整備スタッフとして4年間働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
キジマ製グリップヒーターのモデル解説
キジマ製のグリップヒーターは、多様なニーズに応えるための様々なモデルがあります。
GH07はプッシュスイッチ一体式で、操作が簡単です。
GH08はスイッチが別体式で、カスタマイズの自由度が高いです。
GH10はスロットルパイプ一体式で、取り付けがスムーズです。
GH05は巻き付けタイプで、既存のグリップに簡単に装着できます。
・GH07(プッシュスイッチ一体式)
・GH08(スイッチ別体式)
・GH10(スロットルパイプ一体式)
・GH05(巻き付けタイプ式)
GH07(プッシュスイッチ一体式)
キジマ GH07は、利便性と機能性を兼ね備えたグリップヒーターです。
スイッチ一体型であり、ハンドルから手を離さずに温度レベルの調整が可能です。
ボタン式スイッチの採用により、ON/OFFや温度調整が非常にし易くなっています。
また、5色のLEDインジケーター表示があり、温度レベルが一目でわかる設計になっています。
グリップ部分のゴム材は耐候性・耐久性が大幅に向上しており、長期間の使用にも適しています。
さらに、バーエンドタイプ・非貫通タイプに両対応しており、豊富なサイズ展開があるため、多くのバイクに適応可能です。
- スイッチ一体型で温度調整が容易
- ボタン式スイッチで操作がし易い
- 5色のLEDインジケーターで温度レベルが一目で確認可能
- グリップ部分のゴム材が耐候性・耐久性に優れている
- バーエンドタイプ・非貫通タイプに両対応
- 豊富なサイズ展開で多くのバイクに適応
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GH08(スイッチ別体式)
「キジマ GH08」は、スイッチ別体式のグリップヒーターで、使用者の利便性を重視した設計が施されています。
握りやすさを考慮したスリムなデザインと新しいヒーター構造により、熱の伝達が速く、快適な暖かさを提供します。
別体式スイッチは操作が簡単で、好みの温度に簡単に調整が可能です。
電気的ロスを減らすデジタルパルス式スイッチや、低電圧時でも安心の電圧制御機能も搭載。
さらに、耐久性の高いシリコンラバーをスイッチに採用しており、長期間の使用にも適しています。
- スリムなデザインで握りやすい
- 新しいヒーター構造で熱の伝達が速い
- 操作が簡単な別体式スイッチ
- デジタルパルス式スイッチで電気的ロスが少ない
- 電圧制御機能付き
- 耐久性の高いシリコンラバーをスイッチに採用
- 豊富なサイズ展開
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GH10(スロットルパイプ一体式)
「キジマ GH10」は、スロットルパイプ一体式のグリップヒーターで、取り付けが非常に簡単です。
GH07の機能を引き継ぎつつ、グリップ径は32mmまでスリム化され、握りやすさが向上しています。
新設計のコンパクトスイッチを採用し、5段階の温度調整が可能。LEDインジケーター表示で温度レベルが容易に認識できます。
デジタルパルス式スイッチにより、電気の無駄が少なく、低電圧時でも安心して使用できる設計になっています。
- スロットルパイプ一体式で取り付けが簡単
- グリップ径が32mmで握りやすい
- 5段階の温度調整が可能
- LEDインジケーターで温度レベルが確認しやすい
- デジタルパルス式スイッチで電気の無駄が少ない
- 低電圧時でも安心の設計
- バーエンドタイプ・非貫通タイプに対応
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GH05(巻き付けタイプ式)
「キジマ GH05」は、使い勝手を重視した巻き付け式のグリップヒーターです。
取り付けは非常に簡単で、プラスとマイナスをつなげて巻くだけのシンプルな作業です。
操作も単純明快で、オンとオフの切り替えだけですので、誰でも簡単に使いこなすことができます。
グリップ式に比べて脱着が容易で、グリップ長に合わせて95mmと105mmがラインナップされています。
- 取り付けが簡単な巻き付け式
- プラスとマイナスをつなげて巻くだけの簡単設置
- 操作はオンとオフのみで単純明快
- グリップ式に比べ脱着が容易
- グリップ長に合わせた2種類のサイズ展開
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デイトナ製グリップヒーターのモデル解説
デイトナ製のグリップヒーターも、バイク愛用者の要求を満たすための豊富なラインナップがあります。
ヘビーデューティー4Snは、コスパを重視したモデル。
ビルトイン4Snは、スイッチが内蔵されており、スッキリとした見た目が特長。
巻きタイプEASY USBは、USB給電可能で取り付けも簡単です。
ホットグリップ ヘビーデューティー4Sn
このグリップヒーターは、寒い季節のバイク運転を快適にサポートします。
特筆すべきは「クイックヒート機能」で、電源をONにすると最大出力で4分間急速暖房が行われます。
これにより、手がすぐに暖かくなります。
また、12V車専用設計で、グリップエンドが貫通しているため、バーエンドの装着も可能です。
操作性にも優れ、細めのグリップが採用されており、取り回しが容易です。
ただし、発電能力が不足している車両やバッテリーレス車には使用は推奨されません。
- クイックヒート機能で、電源ON時に4分間急速暖房。
- 12V車専用設計で、グリップエンドが貫通している。
- 細めのグリップが採用され、操作性が良好。
- スイッチ取付用ブラケットが付属。
- 発電能力不足の車両やバッテリーレス車には使用不可。
- セレクトスイッチのLEVEL3、4は常時使用しないよう注意が必要。
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ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Sn
このグリップヒーターは、見た目のスッキリさと機能性を兼ね備えています。
スイッチがグリップに埋め込まれており、純正に近い細さのグリップ径が特徴です。
速暖クイックヒート機能が付いており、スイッチをオンにするとすぐに暖まります。
また、温度が逃げにくく、ねじれに強い樹脂製インナーとフィルムヒーターが採用されており、断線しにくい構造になっています。
- スイッチがグリップに埋め込まれ、見た目がスッキリ。
- 速暖クイックヒート機能付き。
- φ22.2mmハンドル車、12V車専用。
- エンドが貫通式で、バーエンドの装着が可能。
- 発電能力不足の車両やバッテリーレス車には使用不可。
- セレクトスイッチのLEVEL3、4は常時使用を避ける。
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HOT GRIP 巻きタイプEASY USB
この巻き付け式ホットグリップは、取り付けが簡単で手軽に使用できる商品です。
専用グリップへの交換が不要で、USB接続による電源取り出しもシンプル。
消費電力は11Wと省電力設計されており、薄くて断線しにくいフィルムヒーターが採用されています。
ON/OFFスイッチはUSB端子に一体式で、目立ちにくいデザインになっています。
ただし、使用にあたっては、出力が5V2.1A以上のUSBポートが必要です。
※モバイルバッテリーでの使用時間の目安:6000mAhで約1〜1.5時間。(使用環境やバッテリーの劣化状態で増減します。)
- USB電源で、配線加工が不要。
- 専用グリップへの交換不要な巻き付け式。
- 消費電力は11Wと省電力。
- ハンドル径:22.2mm。
- ヒートシートのサイズは95×105mm。
- 温度調節機能はなく、長時間の連続使用は避ける。
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項目別におすすめのグリップヒーターを解説
項目別におすすめのグリップヒーターを解説します。
価格や性能がそれぞれ異なるので、ご自身に合ったグリップヒーターを選びましょう。
価格で選ぶ
価格重視で選ぶなら、GH08やGH05がおすすめです。
これらはコストパフォーマンスに優れ、初めてグリップヒーターを導入する方にも手が出しやすい選択肢です。
デイトナのヘビーデューティー4SnやHOT GRIP 巻きタイプEASY USBも、価格面では魅力的なグリップヒーターです。
・GH08(スイッチ別体式)
・GH05(巻き付けタイプ式)
・ホットグリップ ヘビーデューティー4Sn(スイッチ別体式)
・HOT GRIP 巻きタイプEASY USB(巻き付けタイプ)
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取り付けのしやすさで選ぶ
取り付けのしやすさを重視するなら、GH05やGH10がおすすめ。
特にGH05は巻き付けタイプなので、取り付けが非常に簡単です。
デイトナのHOT GRIP 巻きタイプEASY USBも、取り付けやすさでは優れています。
・GH05(巻き付けタイプ式)
・GH10(スロットルパイプ一体式)
・HOT GRIP 巻きタイプEASY USB(巻き付けタイプ)
キジマGH10グリップヒーターはスロットルパイプが一体のため、取り付け作業が簡単です。
スロットルパイプの加工は手間かかりますからね。
キジマGH05と・HOT GRIP 巻きタイプEASY USBは、通常のグリップに巻きつけるだけなので、取り付け作業は最も簡単です。
また、夏場には外しておける点もメリットですね。
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見た目で選ぶ
見た目を重視する方には、デイトナのヘビーデューティー ビルトイン4SnやキジマのGH07がおすすめです。
これらのモデルは、デザイン性が高く、バイクの外観にもマッチします。
・ホットグリップ ヘビーデューティー ビルトイン4Sn
・GH07(プッシュスイッチ一体式)
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グリップヒーターは自分で取り付けして工賃を節約しよう!
グリップヒーターの取り付けは、自分で取り付けることで工賃を節約できます。
YouTubeなどの動画を参考にするといいでしょう。
グリップヒーターの取り付けには、高温に対応できる接着剤が必要です。
おすすめ工具やケミカル類は、以下のリンクを参考にして下さい。実際に現場で使用しているものも紹介してます。
>>現役整備士がおすすめするバイク用工具はこれだ【最低限これでOK】
>>【整備士が選ぶ】持っていると便利なバイク用ケミカル15選!!
>>『整備士が解説』バイク用メンテナンススタンドのおすすめはコレ!
電熱グローブとグリップヒーターはどちらがおすすめ?
電熱グローブとグリップヒーター、どちらも冬のライディングを快適にするためのアイテムです。
それぞれの特長やメリットを比較し、あなたのライディングスタイルに合った選択をお手伝いします。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
>>【比較してみた】電熱グローブとグリップヒーターどっちがおすすめ?
まとめ|グリップヒーターを装備して冬ツーリングを快適に!
この記事では、キジマとデイトナのグリップヒーターの比較について解説しました。
グリップヒーターは、冬のバイクライフを快適に過ごすための必需品です。
キジマ製、デイトナ製の各モデルの特長を理解し、自分のニーズに合ったグリップヒーターを選びましょう。
グリップヒーターと電熱グローブのどちらにするか、悩んでる方はこちらを参考にして下さい。
>>【比較してみた】電熱グローブとグリップヒーターどっちがおすすめ?