バイクに乗る時、安全性を第一に考えるべきですが、「プロテクターは必要か?」
という疑問を持つ方も多いでしょう。
本記事では、バイクプロテクターの必要性や着用率、さらに義務化の動きまでを詳しく解説します。
最優先すべきプロテクターの位置や、最近の目立ちにくいインナープロテクター、プロテクター内蔵のメッシュジャケットについても触れています。
また、コストパフォーマンスの良いプロテクター5選を紹介しますので、購入を迷っている方もぜひご覧ください。
- バイクプロテクターの着用率や重要度を解説
- バイクプロテクターおすすめ5選!
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で整備スタッフとして4年間働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
一部ではバイクプロテクターの着用が義務化されている
現在、バイクプロテクターの着用義務はありません。
しかし、一部免許センターでは着用が義務化されているケースもあるようです。(免許センターではプロテクターの義務化が始まってました。)
プロテクターは、ライダーを様々な危険から守る重要な防具で、万が一の事故時に怪我のリスクを軽減します。
しかし、全てのライダーがそれを認識し、また常にプロテクターを着用しているわけではないですよね。
この現実を理解したうえで、再度主張を強調しますが、安全のためにもバイクプロテクターの着用は必要です。
私は現役でバイク屋で働いていますが、プロテクターの着用率は年々上がってきているように感じます。
それだけバイクライダーの安全意識も高くなってきているのでしょう。
バイクプロテクターの必要性を解説
バイクプロテクターはライダーを保護するための必需品です。
なぜなら、バイクは四輪車とは違い、ライダーが直接事故の影響を受けやすいからです。
そして、その影響を最小限に抑えるのがプロテクターの役割。
最優先すべきは胸部プロテクター
プロテクターの中でも特に重要なのが、胸部プロテクターです。
なぜ胸部なのかというと、バイク事故の死因の割合に注目してみてください。
頭部が38.1%、胸部が26.9%、腹部が8.1%。
胸部と腹部を合わせると、ほぼ35%という驚異的な数字になります。
これは、胸部や腹部が事故時に特にダメージを受けやすい部位であることを示しています。
だからこそ、胸部プロテクターはマストアイテムと言えるでしょう。
最近のインナープロテクターは目立ちません
プロテクターと言えば、大きくて目立つイメージがありますよね。
しかし、最近のインナープロテクターは目立ちにくく、しかも機能性も兼ね備えています。
そのため、見た目を気にせず安全装備を身につけることが可能です。
このようなインナープロテクターは、デザインに敏感なライダーにも喜ばれるはずです。
また、インナープロテクターは通常の衣服の下に着ることができ、普段使いにも便利。
それでも、「でも、プロテクターって邪魔じゃない?」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、安全性と見た目、どちらも満たしたいなら、最近の目立たないインナープロテクターは最適の選択肢と言えるでしょう。
>>【普段着で使えます。】気軽につけれるバイク用プロテクターおすすめ7選!
プロテクター内蔵のメッシュジャケットもおすすめ
バイクプロテクターとしておすすめしたいのが、プロテクター内蔵のメッシュジャケットです。
これ一つで、胸部、肩、肘などをカバーすることができます。
特に夏場など暑い時期は、メッシュ素材で風通しが良く、通気性に優れているため、快適に乗ることが可能です。
見た目にもスタイリッシュで、機能性とデザイン性を両立しています。
もちろん、全てのライダーにフィットするわけではありませんが、プロテクター内蔵のメッシュジャケットは、バイクプロテクターとして非常に有効な選択肢となります。
>>【プロテクター内蔵】バイク用ジャケットのおすすめ6選はこれだ!
>>夏用バイクジャケットおすすめ10選【カジュアルなモデルを厳選】
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コスパいいバイクプロテクターおすすめ5選|購入するか迷っている方へ
プロテクター選びに迷っているあなたへ。
実際におすすめできる、コスパの良いバイクプロテクター5選を紹介します。
いずれもCE規格をクリアしていて、性能が高く、価格も手頃です。(CE規格とは)
これらのプロテクターは、安全性とコストパフォーマンスをバランスよく兼ね備えています。
ぜひ参考にして、あなたにピッタリのプロテクターを見つけてください。
1. コミネ(KOMINE) バイク用 チェストアーマー フリー SK-629 453 プロテクターCE規格
このバイク用胸部プロテクターは、すべてのライダーに安全を提供するために開発されました。
誰でも簡単に装着でき、ジャケットの種類に関わらず使用することが可能です。
これは、バイク事故による怪我を予防するための重要な道具で、胸部専用のプロテクターとして作られています。
- 簡単に装着可能で、ジャケットの種類に関わらず誰でも使用可能
- 胸部専用のプロテクターで、高い保護性能を持つ
- 実際に事故った訳ではないが、見たり触ったりした限りでは心強い。また軽量で長時間の使用でも疲れない。値段も良心的。
- サイズが合わなかったが、紐やゴムで位置調整をしたところ、問題なく装着できた。安心感がある。
- とにかく軽いのがいい。防御力はどうかと思うが、着けないよりは、絶対にいいと思う。
- 30年近くヘルメットとグローブ、ブーツ程度で安心していたが、対抗右折車と直進バイクの衝突事故映像を見て購入。フリーサイズで軽くて使いやすい。
- 近場に出かける時には安心感として必ず使用。軽く着脱も楽で問題なし。
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2. コミネ(KOMINE) バイク用 スプリームボディプロテクター XL SK-688 866
ご紹介する商品は、胸部と脊椎をしっかりと保護するボディプロテクターです。
これは体の動きに追従するプラスチックシェルを使用したバックプロテクターと、男女それぞれのサイズに合わせた形状の胸部プロテクターを組み合わせたものです。
また、立体メッシュを内側パッドに使用し、快適性も追求されています。
特に大きな体格の方向けに、背面シェルが8枚の2XLサイズも用意されています。
- 体の動きに追従するプラスチックシェルのバックプロテクター
- 男女それぞれのサイズに合わせた形状の胸部プロテクター
- 快適性を追求した立体メッシュの内側パッド
- 大きな体格向けに8枚の背面シェルを持つ2XLサイズあり
- 通気性が良く、軽量で着用しやすい(一部バイクのシートによりズレる可能性があるとの注意喚起も)
- 信頼できる商品で安心感がある
- サイズ感に関しては人それぞれの感想あり。一部では背中のプロテクターが長いとの声も。
- コストパフォーマンスに優れた商品
- 子供向けのサイズもあるとのレビューあり
- 一部で腰のプラスチックベルトの耐久性についての不満の声も。
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3. コミネ(KOMINE) バイク用 CEレベル2チェストアーマー ブラック SK-808 1119 CE規格レベル2 プロテクター
欧州CE規格を満たす高品質な胸部プロテクターについてご紹介します。
一体型プラスチックシェルを使用し、伸縮性のあるベルトを備えているため、ジャケットの上からでも装着可能です。
さらに裏地には3Dメッシュを使用しており、快適性も抜群です。
- 欧州CE規格を満たす一体型プラスチックシェル: 高度な保護性を提供します。
- 伸縮性のあるベルト: 自分の体型に合わせて調節可能で、ジャケットの上からでも着用可能です。
- 3Dメッシュ裏地: 着心地の良さを追求し、快適性を向上させます。
- フィット感が高く、着脱が容易であるとの声が多いです。
- 通気性については賛否がありますが、夏場はメッシュジャケットと組み合わせることで改善可能です。
- 衝撃吸収性については試す機会がないことを祈るとの声もあり、安全性への信頼感が伺えます。
- 従来製品と比べて通気性が向上したとの評価もあります。
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4. RSタイチ(アールエスタイチ) ステルス CE ニーガード(ハード) 膝プロテクター ペア ブラック/イエロー L[TRV045]
ハニカム構造を採用したインナータイプのニーガードです。
この特殊な構造により、衝撃が一点に集中することなく面全体に分散し、体への負担を軽減します。
また、抜群のフィット性を誇るアウターカバーと、膝裏の通気性に優れたメッシュ素材の採用で、快適な装着感を実現しています。
- ハニカム構造:衝撃を面全体に拡散し、体への負担を軽減します。
- フィット性:アウターカバーは身体に密着し、ズレにくい設計です。
- 通気性:膝裏のメッシュ素材は汗や熱を逃がし、快適な装着感を提供します。
- 「ズレにくい」との声が多数あり、適切なサイズを選べば、長時間の使用でも安定感が保たれます。
- 「装着感が良い」、「圧迫感が少ない」といった評価も多く見られます。これは商品のフィット性と通気性によるものと思われます。
- 一部のレビューでは「上から服を着ても目立たない」、「普通のジーンズにも使用できる」というメリットも指摘されています。
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5. RSタイチ(アールエスタイチ) ステルス CE エルボーガード(ハード) 肘プロテクター ペア ブラック/イエロー サイズ:フリー [TRV046]
このインナータイプのエルボーガードはハニカム構造のハードプロテクターを採用。
“点”で受けた衝撃を面で拡散し、体への衝撃を効果的に緩和します。
耐貫通性もあり、プロテクターが不足しているジャケットなどの着用時に最適です。
このエルボーガードは、安全と快適さを確保しながら、あなたのアクティブな生活を支えます。
- ハニカム構造のハードプロテクター: 衝撃を拡散し、体への衝撃を軽減
- 耐貫通性: ジャケットなどの装備が不足しているときに推奨
- インナータイプ: 着用時の違和感を最小限に抑えます
- プロテクターはずれない、バンド位置が良いと評価
- 着けていて違和感が少ない、目立たないと評価
- 一日中着用可能で、コスパが良いと評価
- 付け心地が良く、ズレずに適合すると評価
- フィット感が素晴らしく、細身のパンツでも目立たないと評価
- ハードタイプのプロテクションが頼もしく、ズレないと評価
- 装着が簡単で、デザインが良いと評価
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まとめ|バイクプロテクターは義務ではないが、着用するべき
最後に、バイクプロテクターの重要性と選び方について振り返ってみましょう。
事故に備えるなら、最優先すべきは胸部プロテクターです。
肘、肩、膝のプロテクターも重要ですが、それらはあくまで軽度の事故や転倒に備えるためのものです。
また、見た目を気にする方には目立たないインナープロテクターやプロテクター内蔵のメッシュジャケットがおすすめです。
夏場でも快適に、そして何より安全にバイクライフを送るために、プロテクターの選び方を再確認してみてください。