Z900RSのローダウンに関心がある方へ、この記事は必見です。
ローダウンのメリットから、キットの選び方を現役バイク屋スタッフが詳しく解説します。
足つきが悪くて困っている方や、カスタムに興味がある方に、Z900RSの美しいローダウンを実現するための具体的なステップを提供します。
- ローダウンのメリットを解説
- ローダウンキットの選び方を解説
- Z900RS用ローダウンキットのおすすめ4選を解説
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で整備スタッフとして4年間働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
Z900RSをローダウンするメリット
ローダウンのメリットは、主に足つきの改善にあります。
低身長の方などがZ900RSに乗る際、『足つきが不安』と感じることがあるでしょう。
ローダウンすることで、足がしっかり地面につくようになり、安定した乗り心地を提供します。
足つきの改善は、特に街乗りでの安心感を大きく向上させる効果があります。
股下が76しかない、わたくしは
ローダウン必須明日はちょっと乗れるかもw#Z900RS pic.twitter.com/ynNmwdgaCI
— ぽんぽんラスカル (@ponpon_rascal74) December 29, 2022
Z900RSのローダウンキットの選び方を解説
ローダウンキットの選び方は重要です。
『安心して使用したい』と考える方にとって、2種類のキットがあります。
ローダウンリンクプレート単品と、ショートサイドスタンドのセットです。
- ローダウンリンクプレート
- サイドスタンド
単品の方が価格が安く済む一方で、ローダウン後の車体バランスを考慮するとセットがおすすめです。
それでも、ショートサイドスタンドセットは、初めてローダウンする方にも安心の選択と言えるでしょう。
Z900RSのローダウンと共に突きだしも調整したら予想以上のコーナリングマシンと化したので大変勉強になりました。
ありがとうございます。 pic.twitter.com/SvfnOuZdLq— リバーサイド【カワサキ正規取扱店】 (@kgsriverside) February 19, 2021
Z900RS用ローダウンキットのおすすめ4選|バイク屋が解説
Z900RSのローダウンキットは様々な選択肢がありますが、4つのおすすめ品を挙げます。
7,000円〜25,000円がローダウンキットの相場です。
また、ローダウンキットではなく、ローダウンシートにすることで30mmほどローダウンすることも可能です。
詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。
>>Z900RS用シートのおすすめ5選|バイク屋が解説【口コミ&比較】
各商品の口コミについては、『Webike』『Amazon』を元に作成しています。
1. K-FACTORY ケイファクトリー ローダウンキット
Z900RS専用の20mmダウンローダウンプレートとショートサイドスタンドのセットで、ローダウン後の足つき改善を目的とした商品です。
プレート本体は耐久性のあるスチール製で、表面にはブラック塗装が施されています。
ローダウンプレートを装着する際に純正スタンドのままでは不安定になる可能性があるため、同時にショートサイドスタンドの装着で安定性が高まります。
身長172cm、体重65kgのライダーでも足裏全体が地面に接地します。特にタンデム乗車時や荷物を積載した状態でも安心です。
- ローダウンリンクプレート: スチール製、ブラック塗装、2枚1セット
- ショートサイドスタンド: スチール製、ブラック(粉体塗装)
- ローダウン効果: 20mmダウンで、純正スタンドよりも安定
- 注意事項: タンデム乗車時にはリヤサスの調整が必要
- オリジナルデザイン: サイドスタンドにさりげないロゴ
- 足つきが格段に向上し、切り返しが軽くなった。コーナーリング中にブーツが接地することが増えたが、気にならない。
- ノーマルのサイドスタンドではツーリング中の駐車で不安があったが、ショートサイドスタンドに変更して解消された。センタースタンドが少し重く感じることも。
- 他のローダウンキットと比べて、オリジナルに近いプレートで、足つきが最高に良くなった
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2. ARCHI アーキ ローダウンリンクプレート&ショートサイドスタンドセット
信号待ちも怖くない、20mmローダウンのリンクプレート+ショートサイドスタンドセット。
プレート交換だけで手軽にローダウンが可能で、特に街乗りやツーリングで停車時の不安を解消し、安心の取り回しを実現します。
リンクプレートはスチール材に三価クロメートのブラック仕上げが施され、乗り心地の変化を抑えた設計。
サイドスタンドは純正比-20mmで、純正同等の仕上がりとなっており、車体のイメージを損なうことがありません。
- ローダウン効果: 20mmのローダウンで、信号待ちなどの停車時の不安解消
- リンクプレート: スチール材、三価クロメートのブラック仕上げ、スタンダードのリンク比を基準に乗り心地変化を抑制
- サイドスタンド: 純正比-20mm、純正同等の仕上がりでデザインを損なわない
- 手軽な取り付け: プレート交換だけで簡単にローダウン可能
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3. KIJIMA キジマ ローダウンブラケット
新型Z900RSや新型Z900RSCAFEなどのモデルに対応したローダウンブラケットキットです。
車高を20mm下げることができるこのキットは、ライダーの跨りを楽にし、スタイルも損ねません。
高めのシートが気になるライダーにとって、足の振り上げや立ちごけのリスクを軽減。
美しいフォルムと機能性を兼ね備えたこのキットは、街乗りからツーリング、高速走行まで、様々なシーンでの使用に最適です。
- 素材: スチール製ブラック仕上げ
- 車高調整: リアショック取付位置準拠で20mm下げ可能
- 完全対応: 新型Z900RS″新型Z900RSCAFE″に完全対応
- 専用設計: 純正フォルムを大きく崩さず、美しいフォルムを保持
- セット内容: ローダウンリンクプレート2個、取扱説明書
- ステップポジション調整: キジマ品番No.213-4386と併せて20mm後方移動可能
- ドレミのロングテール取り付け後、若干のケツ上がり感が気に入らず購入。20ミリ下がって真っ直ぐになった
- 身長175センチのユーザーにより、足付きが完全に両足ベタ付きに改善
- 立ちごけ防止にも効果がありそうとの評価
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4. EFFEX エフェックス ローダウンCOMPキット
ローダウンキット(PHA762D)とショートサイドスタンド(PHS762)の組み合わせたセットです。
このキットは、車体のシート高を20mmダウンさせることができる特別な設計を採用しています。
調整機能は無く、スチール製の三角プレートにより、堅牢で耐久性があります。
停車時の安定性を向上させるためのショートサイドスタンドも含まれており、乗り降りが困難だった方にも安心の取り回しを実現します。
- セット内容: ローダウンキット(PHA762D)、ショートサイドスタンド(PHS762)
- ローダウンキット: スチール製三角プレート、調整機能無
- シート高: 20mmダウン
- 素材: 堅牢で耐久性のあるスチール製
- 調整機能: なし
- 用途: 停車時の安定性向上、取り回しの容易化
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Z900RSのローダウンキットはどれがおすすめ?
ローダウンキットのおすすめは、価格、信頼性、デザインなどを総合的に判断しました。
キジマは特に価格と信頼性で優れています。
- ローダウンリンクプレート
- サイドスタンド
のキットで選ぶのであれば、『K-FACTORY』『ARCHI』『EFFEX』のいずれかを選択しましょう。
基本的にどれも20mmダウンなので、好みで選んでOKです。
また、ローダウンキットではなく、ローダウンシートにすることで30mmほどローダウンすることも可能です。
詳しくはこちらの記事を参考にして下さい。
>>Z900RS用シートのおすすめ5選|バイク屋が解説【口コミ&比較】
Z900RSのローダウンキットは自分で取り付けして工賃を節約しよう!
自分でローダウンキットの取り付けを行うと工賃を節約できます。
一部では『専門的な技術が必要』という意見もありますが、YouTube等のガイドを参考にDIYも可能です。
しかし、完璧な仕上がりを求める方は専門店の利用も検討すべきでしょう。
この節約術は、工具やケミカル類の選び方にも注意が必要で、以下のリンクを参考にして下さい。
>>現役整備士がおすすめするバイク用工具はこれだ【最低限これでOK】
>>【整備士が選ぶ】持っていると便利なバイク用ケミカル15選!!
リアサスペンションに接続されている三角の
リンクを交換することで、シート高を下げ
車体が下がったことで起き気味になった車両を寝かせてあげるショートスタンドを
取り付けました足つきが良いと低速でも安心して
走れますね✨#Z900RS#ローダウンキット#ショートスタンド#バイクショップナベ pic.twitter.com/M9nF8a1RG5— カワサキプラザ東京板橋 整備スタッフ募集中! (@PLAZAitabashi) April 23, 2020
まとめ|Z900RSにローダウンにして足つきアップしよう!
Z900RSのローダウンは、足つきの改善やデザインのカスタマイズによる魅力があります。
『どれを選べば良いか』という悩みに対して、この記事は具体的な指南を提供しました。
反対意見や注意点も取り入れつつ、ローダウンキットの選び方の解説を行いました。
Z900RSのローダウンで、より快適なバイクライフを楽しむための第一歩として、ぜひ参考にしてください。