この記事ではこういった疑問を解決します。
ノーマルの見た目も十分にかっこいいダックス125ですが、マフラーの性能や音に満足してない方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、ダックス125におすすめのカスタムマフラーについて現役バイク屋スタッフが解説します。
それでは、最後までお付き合いください。
- ダックス125のおすすめマフラーを解説
- マフラーの素材の違いについて解説
- ダックス125のマフラー交換作業について解説
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で整備スタッフとして3年間働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
ダックス125用マフラーおすすめ5選を解説!【現役整備士が選ぶ】
おすすめマフラーの紹介の前に、マフラーをカスタムする際に知っておいて欲しいことを解説します。
- スリップオンマフラーとフルエキゾーストマフラーの違いについて
- マフラーの素材による特徴の違いについて
この2点です。
すでにご存知の方はスキップしていただいて問題なしです。(目次から簡単にスキップできます)
スリップオンマフラーとは
スリップオンマフラーとは、マフラー先端のサイレンサー部分のみを交換することを指します。
交換作業が簡単で、価格もお手頃なので、気軽にドレスアップしたいのであれば、スリップオンマフラーがおすすめ。
フルエキゾーストマフラーと比べると、大幅な性能アップは見込めませんが、軽量化や音質を変えたいのであればOKです。
交換作業が簡単、低コストで購入できる点から、初心者の方にもおすすめです。
サイレンサーとエキゾーストパイプ(エキパイ)が一体構造のものもあるので、注意。
スリップオンマフラーの特徴
- 低コストで購入できる
- 交換作業かんたん
- ドレスアップ・軽量化・音質に効果あり
- フルエキほどの性能アップは望めない
フルエキゾーストマフラーとは
次に、フルエキゾーストマフラー(フルエキ)とは、サイレンサー部分からエキパイ部分まで全て交換することを指します。
スリップオンマフラーより軽量化や性能アップが見込めることから、走りを重視する方におすすめ。
価格はスリップオンマフラーより高く、取り付け作業も難しくなります。
フルエキマフラーの特徴
- スリップオンマフラーより性能アップ・軽量化できる
- 価格が高い
- 取り付け作業が難しい
マフラー素材による性能の違い
カスタムマフラーには、『ステンレス・チタン・カーボン』3種類の素材があります。
素材により、特徴が異なるので、マフラーを購入する際には素材をチェックするのがおすすめ。
一般的に純正マフラーに使用されているのは、スチール製が多く、重く、錆びやすいが、低コストなのが特徴です。
1.ステンレス
- 高く・重く・比較的丸い音質
- 錆びにくい
- スチールより軽く強度がある
- チタンほど焼けない
- コスパがいい
2.チタン
- 高く・軽く・ハジけるような音質
- 錆びない
- 圧倒的に軽い
- 薄くて高強度
- 焼け色が綺麗
- 価格が高い
3.カーボン
- 低く・重く・ハジけるような音質
- 錆びない
- チタンより軽い
- 表面温度が上がりにくい
- 表面劣化する
- 価格が高い
以上のような特徴があります。
コスパで選ぶなら、ステンレス製。軽さや見た目の美しさを重視するならチタンやカーボンを選ぶと良いでしょう。
『初めてで何を買っていいかわからない!』という方はステンレスで様子を見てみるのがおすすめです。
ダックス125におすすめのマフラー5選!【現役バイク屋が選ぶ】
この記事では、初心者の方にもおすすめのスリップオンマフラーに限定しました。
スリップオンマフラーであれば、初心者の方でも取り付け簡単です。
SP武川 ダックス125用トルネードマフラー
SP武川からショート管をモチーフにしたトルネードマフラー!
トグロを巻いてるエキゾーストパイプが特徴的ですね。
マフラーの音量は86dBで迫力のあるサウンド!
政府認証マフラーなので、公道での使用も安心です。
ショート管スタイルをモチーフに、出力特性の向上を図り、十分な管長を確保したエキゾーストパイプの“トルネードマフラー”です。
フラットなトルク特性を可能とする長いエキゾーストパイプはトグロを巻くことで、エンジン下にコンパクトにまとめています。
これにより、ショート管スタイルを崩すことなく排気効率を高め、出力性能が向上します。
又、特徴的なエキゾーストパイプが車両にインパクトを与え、カスタムイメージを高めます。
サイレンサー内部には特殊構造を採用することで、経年変化による音量増加を軽減し、はぎれの良い音質で排気音を演出します。 引用元
トルネードマフラーのサウンドはこちらで確認できます↓
素材 | 記載なし |
---|---|
重量 | 記載なし |
音量 | 86dB(近接) |
備考 | ・政府認証・ガスケット付属 |
▽購入はこちらから
SP武川 ダックス125用 スポーツマフラー(ノーマルルックスタイル)
こちらもSP武川からノーマルルックスタイルのカスタムマフラーです!
ノーマルの見た目を残しつつ、出力をアップさせたい方におすすめです。
ステンレス製のデザインがかっこいいですね。
マフラーの音量は80dBとやや控えめ。住宅街や夜間に気を遣いたくない方は、このくらいの音量が良いでしょう。
ノーマルヒートプロテクターの装着を可能としたノーマルスタイルを全く崩さないスポーツ仕様のアップマフラーです。
SP武川独自のサイレンサー構造とエキゾーストパイプにより、ノーマルとは全く異なる高い排気効率が可能となり、出力性能が向上します。
又、音質も異なり、車両のカスタムイメージを高めます。エキゾーストパイプ、サイレンサー共にステンレス製を採用。
振動に配慮した2ピース構造で、ジョイント部はノーマル同様ガスケットを使用し、排気漏れと振動音を軽減しています。
サイレンサーステー部もノーマル同様、ラバーマウント。引用元
素材 | ステンレス |
---|---|
重量 | 記載なし |
音量 | 80dB(近接) |
備考 | ・政府認証・ガスケット付属 |
▽購入はこちらから
YOSHIMURA ヨシムラ ダックス125用 機械曲 GP-MAGNUMサイクロン TYPE-UP EXPORT SPEC 政府認証
ヨシムラからスポーティーなデザインのアップマフラーです!
すっきりとした見た目でありながら、強そうなデザインがかっこいいですね。
素材はステンレス製で、マフラーの音量は87dBと迫力のあるサウンドになっています!
性能
中低速の扱いやすさはそのままに、高回転域では優れたレスポンスを実現。ライダーの感性に気持ちよく反応します。サウンド
アイドリングから鼓動感あふれるサウンドを演出。回転を上げるほどにスポーティで弾けるようなサウンドを奏でます。品質
腐食に強いステンレスをメインマテリアルに採用。
サイレンサーカバーや内部のグラスウールはリメイクが可能でユーザーのバイクライフをサポートします 引用元
サイレンサーの素材を4つの中から選ぶことができます!
- ステンレス
- サテンフィニッシュ
- カーボン
- チタンブルー
価格で選ぶなら、ステンレスが一番安いです。
よりスポーティーなデザインが好みであれば、チタンブルーやカーボンがおすすめ!
マフラーのサウンドはこちらの動画でチェックできます↓(いい音してます)
素材 | ステンレス |
---|---|
重量 | 記載なし |
音量 | 87dB(近接) |
備考 | ・政府認証 |
▽購入はこちらから
▽ステンレス
▽サテンフィニッシュ
▽カーボン
▽チタンブルー
MORIWAKI ENGINEERING モリワキエンジニアリング ダックス125用 フルエキゾーストマフラー MONSTER
モリワキからはモリワキの代名詞でもある『モリワキ モナカ』採用したマフラーです!
オールドスタイルの見た目がかっこいいですね。
エキゾーストパイプはステンレス製で、サイレンサー部分はアルミ製です。
マフラーの音量は87dBと迫力のあるサウンドです。
カラーはステンレスとブラックから選択可能!
●MONSTER
MORIWAKIの代名詞でもある「モリワキ モナカ」を組み合わせオールドスタイルを演出。
アルミサイレンサーと遮熱チャンバーを備える2重管ミドルパイプを組み合わせることにより
マフラーのスタイルに一体感を持たせた仕上がりになっています。●特性
低速域のレスポンス向上と全回転域でパワーアップしたことにより
発進時の加速や悪路でのコントロールが向上、様々な場面で走破性が向上しました。●サウンド
低回転ではトコトコと心地よい鼓動感を、
高回転に向けてはアルミモナカが奏でる歯切れの良い躍動感あるサウンドをお楽しみいただけます。 引用元
マフラーのサウンドはこちらでチェックできます↓(歯切れのよいサウンドがたまらん)
素材 | パイプ:ステンレス サイレンサー:アルミ |
---|---|
重量 | 記載なし |
音量 | 87db(近接) |
備考 | ・政府認証 |
▽購入はこちらから
▽ステンレス
▽ブラック
OVER オーヴァー ダックス125用 SSEメガホン アップマフラー
オーヴァーからはシンプルなデザインでありながら存在感のあるメガホンマフラー!
メガホンマフラー好きにはたまらないマフラーではないでしょうか。
素材はステンレス製で、マフラーの音量は83dBです。
存在感のあるSSEメガホンサイレンサーがOVERスタイルを強調。
虚飾を排したサイレンサーの金属感とノーマルに近いアップタイプのレイアウトは、ノーマルの良さを残しつつより質感の高いカスタムを生み出します。
大容量のサイレンサーが音量を抑えつつも、シングルエンジンの鼓動感を感じさせてくれる心地よい音質を実現。
2種のヒートガードは形状や表面仕上げを変え、デザイン性を重視しつつも開発者の遊び心が込められています。
ロングツーリングを想定した中、高回転域でのパワー特性を向上させた、伸びやかな走行フィールを体感できるマフラーへと仕上げました。引用元
素材 | ステンレス |
---|---|
重量 | 3.15kg |
音量 | 83dB(近接) |
備考 | ・政府認証 |
▽購入はこちらから
ダックス125のマフラーは自分で交換できる?
『ダックス125のマフラー自分で交換作業はできるの?』
と不安な方も多いのではないでしょうか?
安心してください、ご自身でも十分取り付け可能なレベルです!
最低限の工具さえあれば、整備に不慣れな方でも作業可能なレベルです。
YouTubeに取り付け動画も上がっているので、スムーズに作業できると思います。
>>現役整備士がおすすめするバイク用工具はこれだ【最低限これでOK】
まとめ|ダックス125のマフラーをカスタムして楽しもう
この記事ではダックス125におすすめのカスタムマフラーについて解説しました。
お気に入りのマフラーは見つかりましたでしょうか。
今回紹介したマフラーの中でも、価格が安いのはヨシムラのマフラーです。
ノーマルルックな見た目のまま、性能をアップさせたい場合は、SP武川のスポーツマフラーがおすすめ!
ダックス125のマフラー交換作業は、比較的かんたんにできるので、ぜひチャレンジしてみてください!
ダックス125のカスタムパーツをもっとみたい場合はこちらへ。