Z900RSは近年人気の高いバイクであり、そのスタイリッシュな外観が多くのライダーを魅了しています。
しかし、往年のZシリーズのようなクラシカルな雰囲気にしたいという方も多いでしょう。
そこで、この記事ではZ900RSに装備できるロングテールカウルのおすすめ7選をご紹介します。
これであなたもZ900RSを独自のスタイルにカスタムできるようになります。
また、テールランプやウインカー移設についても詳しく解説しますので、”一石二鳥”の情報を得られる記事となっています。
- ロングテールカウルを装備するメリットを解説
- ロングテールカウルの選び方を解説
- Z900RS用ロングテールカウルのおすすめ6選を解説
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で整備スタッフとして4年間働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
Z900RSにロングテールカウルを装備するメリット
ロングテールカウルをZ900RSに装備する最大のメリットは、そのバイクが往年のZシリーズのようなクラシカルな外観に変貌することです。
このカウルが特に尾部のデザインを一新し、古き良き時代のノスタルジックな雰囲気を醸し出すからです。
これらは形状や素材感が異なり、それぞれに独自のクラシックな雰囲気を持っています。
結局のところ、ロングテールカウルの装備はZ900RSをより個性的かつクラシカルに仕上げる最適な方法の一つです。
ロングテールとフェンダーレスをプラザでつけてもらった!
帰り雨でドロドロなったしすぐ洗車😭#Z900RS pic.twitter.com/vS2iHRDMwq— INO (@kyoto_Z900RS) July 10, 2022
Z900RSのロングテールカウルの選び方を解説
ロングテールカウルを選ぶ際、一つの大きなポイントとなるのがテールランプやウインカーの移設についてです。
理由は、カウル形状によってはこれらの部品が干渉してしまう可能性があるからです。
反論への理解として、移設作業が面倒と感じる方もいるかもしれませんが、その労力はバイクの外観が大きく変わるだけの価値はあると断言できます。
結論として、事前にテールランプやウインカーの位置を考慮しながらカウルを選ぶことが重要です。
Z900RS買うまではロングテール否定派だったけど付けた方が箔が付いた気がする#Z900RS pic.twitter.com/TFv3GHP0ur
— Shian (@shian29dh) July 6, 2022
Z900RS用ロングテールカウルのおすすめ6選|バイク屋が解説
Z900RSのロングテールカウルは各社から販売されていますが、価格帯は15,000円〜40,000円ほどになります。
1. ARCHI アーキ ロングテールカウル ver.2
ARCHI アーキ ロングテールカウル ver.2は、Z900RSのオーナーが求める究極のスタイリングを体現する一品です。
このロングテールカウルは僅かに反り上がるデザインで、60mm延長されたテール部が車体全体に贅沢なバランスと高級感を与えます。
Ver2として生まれ変わったこの製品は、よりシャープで攻撃的なデザインを採用。
緻密な品質管理の下、厳しい基準に基づき何度も校正されたマウンティングは、シートやテールランプのマウントに至るまで絶妙なクリアランスを持っています。
ABS製ならではの高剛性、耐衝撃性、耐熱性、耐寒性も特徴。
また、塗装済み製品は一流の塗料メーカーと提携し、純正色とほぼ同等の特別調色を施した焼き付け塗装で仕上げられています。
#Kawasaki #Z900RS をロングテール化‼️#ARCHI 製のテールカウルで最高のリアビューに変貌しました♪
同時装着のフェンダーレスでテールランプもオフセット👍#ライコランド 限定品もございます🤩
気になる方は #ライコ京都 にお越しくださいね♪#ロングテール #カワサキ #バイク #カスタム pic.twitter.com/JeNcdG8Z87— Ricoland Kyoto/ライコランド京都 (@Ricoland_Kyoto) March 29, 2023
- ABS製で高剛性、耐衝撃性、耐熱性、耐寒性を兼ね備える
- 60mm延長されたテールカウルが高級感とバランスを向上
- Ver2としてシャープで攻撃的なデザイン
- 厳しい基準で何度も校正されたマウンティング
- 純正色とほぼ同等の特別調色の塗装オプションあり
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2. DOREMI COLLECTION ドレミコレクション Z1タイプテールカウル
このテールカウルは純正カウルと同じく7点止めでしっかりと固定され、乗車中の安定性も考慮されています。
さらに、2022年モデルのZ900RSキャンディトーンブルーとメタリックディアブロブラックの純正塗装に合わせた塗装済みテールカウルも選べます。
このような独自のカラーリングは、バイク全体に一体感を与え、純正パーツとの違和感をなくします。
ABSプラスチック製で、耐久性にも優れています。
ただし、純正オプションのグラブバー、サイドグリップとの併用はできませんので、その点を考慮する必要があります。
また、このテールカウルを使用する際は、フェンダーレスキット(品番:35112)も一緒にご注文いただく必要があります。
- Z900RS専用のZ1スタイルテールカウル
- 純正カウルと同様に7点止めでしっかり固定
- 2022年モデルのZ900RSキャンディトーンブルーとメタリックディアブロブラックの純正塗装に合わせた塗装済みオプション
- ABSプラスチック製で耐久性が高い
- 純正オプションのグラブバー、サイドグリップとの併用は不可
- フェンダーレスキット(品番:35112)の併用が必要
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3. Magical Racing マジカルレーシング テールカウル
国内トップクラスの外装パーツメーカー、マジカルレーシングが提供するこの製品は、長年にわたるレース経験から得た外装作成のノウハウが惜しみなく注がれています。
特に適合車種として「Z900RS」が挙げられており、そのカスタム対応力は非常に高いレベルにあります。
製品の表面はFRP/カーボンといった多種多様な素材で仕上げられており、ゲルコート仕上げ(塗装の下地)で提供されます。
白や黒のゲルコートには、表面の凹凸や擦り傷、ゲルコート(色)ムラが見られる場合があるため、ご自身で塗装や加工をする前に一度装着確認が推奨されています。
特に塗装や加工を希望する場合、この点は非常に重要です。
- 国内トップの外装パーツメーカー、マジカルレーシング製
- 適合車種はZ900RS
- レースで培った高度な外装作成のノウハウを採用
- FRP/カーボンなど多種多様な素材を使用
- 表面はゲルコート仕上げ(塗装の下地)
- 塗装や加工前に一度装着確認が推奨される
- メーカー都合による仕様変更が可能
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4. CHIC DESIGN シックデザイン ロングテールカウルキット
Z900RS用のこのテールカウルキットは、独自のデザインと機能性を兼ね備えています。
カウル本体はFRP製で、インナーフェンダーはスチール製です。このキットはノーマルよりも70mm延長され、テールライトもカウルから17mm突出するよう設計されています。
純正の荷掛けフックやグラブバーとの同時装着が可能で、ウインカーの位置も純正とほぼ同じです。
ナンバー灯やリフレクターも純正のものを移設することが可能です。
これは特にZ1のデザインを継承しつつ、新しいエレメントを加えた製品です。
このキットは、見た目の美しさだけでなく、純正の機能を十分に活かしながらも、個性と存在感を主張することができる優れたオプションです。
純正と比較
メーカー:シックデザイン
ビキニカウル:ロードコメット
ロングテール&フェンダーレスキット
1枚目:左純正、右ロングテール
2枚目:ノーマル
3枚目:装着後
ロングテールは純正より70ミリ延長#物欲#Z900RS#シックデザイン#ロングテール#ビキニカウル#ロードコメット #フェンダーレス pic.twitter.com/wGsgUbBvzY— 鉄馬@しま (@Oif0PZGWfPNiaMT) August 30, 2021
- カウル本体はFRP製、インナーフェンダーはスチール製
- 70mm延長されたテールカウル
- 純正の荷掛けフック、グラブバーとの同時装着可能
- ウインカー位置は純正とほぼ同じ
- テールライトがカウルから17mm突出
- Z1のデザイン要素を継承
- 純正のウインカー、テールライト、ナンバー灯、リフレクターを移設可能
- 説明書が少し分かりにくいが、取り付けに成功
- 荷物フックとフェンダーの穴が合わず、少し手を加える必要があった
- 仕上がりは非常に良い、満足している
- デザインは他社製品と比べてシャープで長さが際立つ
- FRP製のカウルは歪みが少なく、フィッティングが良い
- 取り付け説明が不明瞭な点があり、技術が必要
- 純正流用部分が多いが、全体的にバランスが取れている
- 高価だが、購入に後悔はないとの評価
- レトロよりも現代的なデザインを好む人にはオススメ
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5. POSH Faith ポッシュ フェイス Z2タイプシートカウル
このFRP製のZ2タイプシートカウルは、名車Z2の魅力を現代のバイクにも取り入れたいというライダーにはまさにピッタリの製品です。
純正よりも5cm延長されたこのシートカウルは、特に新たに専用Z2タイプフェンダーレスロングタイプ3種が設定されています。
ゲルコート仕上げが施されていますが、パテ処理等が必要な場合もあるのでご注意ください。
また、本製品はMADE IN JAPANであり、その品質は高いレベルで保証されています。
使用にあたってはいくつかの制限があり、特定のフェンダーレスキットやグリップの交換が必須であり、また純正のツーリングフックブラケットやカワサキ純正のいくつかのパーツとの併用が不可能です。
これは高度なカスタマイズを望むライダーにとっては重要な情報であり、事前に確認しておくことが推奨されます。
- FRP製で耐久性に優れる
- 純正より5cm延長されたロングタイプ
- ゲルコート仕上げが施されている(パテ処理が必要な場合あり)
- POSH Faith製フェンダーレスキットに交換必須
- POSH Faith Z2スタイルタンデムグリップとの併用可能
- 純正ツーリングフックブラケット、カワサキ純正グラブバー、カワサキ純正サイドグリップとの併用不可
- 製品・車体個体差により加工が必要な場合あり
- MADE IN JAPAN
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6. A-TECH エーテック テールカウルSPL
特に約45mmの延長された長さは、見た目の美しさと機能性を両立させています。
付属するテールライト移設ステーとボルト類一式もあり、取り付けもスムーズです。
製品は純正カラーペイントを施した状態でお届けします。
ただし、FRP製品の特性上、樹脂バリやゲルコートの削り跡が見られる場合がありますが、これは不良品ではなく、塗装前提での販売です。
また、車両の年式と純正塗装色を必ずご記入いただく必要があります。
このテールカウルは純正テールライトにのみ対応しているため、それ以外のテールライトとの互換性はありません。
- FRP製で耐久性が高い
- 約45mm延長された長さでデザインと機能性が向上
- 純正カラーペイントで統一感があり
- テールライト移設ステーとボルト類一式が付属
- 受注後のキャンセル、返品不可
- 純正テールライトにのみ対応
- 樹脂バリやゲルコートの削り跡がある場合もあり(不良品ではない)
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Z900RSのロングテールカウルは自分で取り付けして工賃を節約しよう!
ロングテールカウルの取り付けは、自分で行って工賃を節約することが可能です。
YouTubeには多くの取り付け方法を解説した動画がアップロードされており、これを参考にするとスムーズな作業が期待できます。
反論として、経験がないと難しいと感じる方もいるかもしれませんが、説明書や動画をしっかりと参考にすれば、大抵の方が成功する確率は高いです。
結局のところ、自分で取り付けを行うことで、工賃を節約しつつも大きな達成感を得られるでしょう。
今日はお父さんのz900rsをロングテールに替えます。 pic.twitter.com/N0mNETXQ32
— 悠馬 (@y_1022_04) September 18, 2022
おすすめ工具やケミカル類は、以下のリンクを参考にして下さい。実際に現場で使用しているものも紹介してます。
>>現役整備士がおすすめするバイク用工具はこれだ【最低限これでOK】
>>【整備士が選ぶ】持っていると便利なバイク用ケミカル15選!!
まとめ|Z900RSにロングテールカウルを装備して往年のZに!
Z900RSにロングテールカウルを装備することで、往年のZシリーズのようなクラシカルな外観に変貌するというメリットがあります。
その点を考慮すると「ARCHI アーキ ロングテールカウル ver.2」が特におすすめです。
さらに、自分での取り付けは工賃を節約できる上に、達成感も得られるでしょう。
総じて、ロングテールカウルはZ900RSを更に魅力的なバイクに変える大きな要素と言えます。
YouTubeなどの参考動画が豊富にあり、自分で行うことによって費用も時間も節約できます。
反論として、初心者には取り付けが難しく感じるかもしれませんが、しっかりとした準備と参考資料を用いれば、ほとんどの人が成功するでしょう。
最後に、ロングテールカウルの取り付けはZ900RSの個性を一段と引き立てる、非常に価値のあるカスタムです。