Z900RSは、その洗練されたデザインと優れた性能から多くのバイク愛好者に愛されています。
しかし、長距離のツーリングを計画している場合、荷物の持ち運びに頭を悩ませることもあるでしょう。
そこで、この記事ではZ900RSにピッタリなサイドバッグの選び方から、バイク屋が厳選したおすすめのサイドバッグ6選を詳しく解説します。
Z900RSと共に快適なツーリングを実現しましょう。
- サイドバッグを装備するメリットを解説
- サイドバッグの選び方を解説
- Z900RS用サイドバッグのおすすめ6選を解説
✔︎この記事を書いてる人
この記事を書くボクはバイク歴6年、バイク屋で整備スタッフとして4年間働いています。
まだまだ勉強中ですが、有益な情報を発信できたらなと思っています。
クラシックバイク(特に外車)が好み。
Z900RSにサイドバッグを装備するメリット
サイドバッグをZ900RSに装備すると、ツーリング時の荷物を効率的に持ち運ぶことができます。
ヘルメットや雨具、食料など、ツーリングに必要な荷物をサイドバッグに収納できるため、快適な走行が可能となります。
サイドバッグはバイクのデザインを損なうという意見もあるかもしれません。
しかし、取り外しが簡単であり、デザイン性を損なわない製品も多数存在します。
Z900RSにサイドバッグを装備することは、ツーリングをより快適にする大きなメリットとなります。
サイドバッグとりつけまんた!#z900rs pic.twitter.com/Sfg0KtgQok
— 梨。弱ケツニスト (@nashioji) August 11, 2022
Z900RSのサイドバッグの選び方を解説
サイドバッグを選ぶ際、Z900RSの特性を考慮することが重要です。
なぜなら、Z900RSは独特なデザインを持っているため、専用品や適合するサイドバッグを選ぶことで、外観の調和や取り付けの安定性が保たれるからです。
サイドバッグステーの装備で、バッグがしっかり固定され、不安定な運転を防ぐことができます。
そのため、Z900RSに最適なサイドバッグを選ぶことで、安全かつスタイリッシュなツーリングが楽しめます。
Z900RSにサイドバッグつけた
ステーが簡単に外せるのが◎ pic.twitter.com/xDzvlwtvL7— 埼玉の猫 (@shmorimo) April 20, 2023
Z900RS用サイドバッグのおすすめ6選|バイク屋が解説
バイク屋としての経験と知識を基に、価格や品質、デザイン性を総合的に評価したおすすめの6選をご紹介します。
これには、汎用品からZ900RS専用品までの幅広いラインアップを取り揃えています。
もちろん、「安さだけで選ぶ」という選択もありますが、耐久性や取り付けのしやすさも考慮に入れることが重要です。
このリストを参考に、Z900RSに最適なサイドバッグを見つけてください。
1. 山城 YAMASHIRO クラシックミリタリーサイドバッグ
この帆布素材のサイドバッグは、バイクのスタイリングにマッチするレトロなデザインが特徴です。
素材には綿と麻の帆布が使用されており、経年変化で味わいが増す一品です。
更に、このバッグはPVC加工が施されており防水性にも優れています。
開閉はフェイクバックルとマグネットを採用することで非常にスムーズです。
容量は12Lと、普段使いからツーリングまで広く対応します。
価格は左右一対でのセット価格で、非常にコストパフォーマンスが高いです。
巾着式のメイン気室上部はゴミや水の侵入を防ぎますし、背面には芯材を配置し型崩れを防止。
さらに、左右の連結はマジックテープとフック状の金具を用いることで安定性が高まっています。
- 帆布素材で味わいのある経年変化
- 防水性が高く、帆布生地裏面にPVC加工が施されている
- フェイクバックル&マグネットでスムーズな開閉
- 巾着式のメイン気室でゴミや水の侵入を防止
- 型崩れを防ぐ背面芯材
- 左右バッグがマジックテープとフック状金具で連結、安定性が高い
- 複数のバイク種に適合するレトロデザイン
- 一対で12Lの大容量、コストパフォーマンスが高い
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2. DEGNER デグナー サドルバッグ
車体への取り付けが非常にスムーズで、バッグを取り外した際にステーが車体に残らない設計が採用されています。
これは、長いツーリングだけでなく、日常使用にも便利です。
その工夫は、車体側に必要なパーツを最低限にし、サドルバッグ側にサポートステーを装着することで実現されています。
また、デザインも非常に優れています。
サイドフラップが荷物の飛び出しを防ぐだけでなく、バッグ自体の雰囲気も損なわず、まさに一石二鳥の商品です。
シンプルなワンタッチのベルトバックル仕様は、使い勝手を考慮した結果です。余ったベルトがバタつかないように面ファスナーも付いています。
容量は9Lと、必要な荷物をしっかりと収められるサイズです。素材にはシンセティックレザーを使用しており、見た目にも高級感があります。
- ステーが車体に残らない設計で日常使用にも便利
- サイドフラップが荷物の飛び出しを防ぎながらデザインも考慮
- ワンタッチのベルトバックル仕様で取り付け・取り外しが容易
- 余ったベルトを面ファスナーで留められる
- 容量9Lで基本的な荷物はしっかり収納
- シンセティックレザー素材で高級感あり
- 付属品にステーセットとレインカバーが含まれる
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3. HenlyBegins ヘンリービギンズ サドルバッグ
このバイク用サドルバッグは、見た目だけでなく機能性にも優れています。
合皮を主要素材として使用し、耐久性と高級感を兼ね備えています。
容量は12Lで、最大積載重量は5kgです。
サイズは縦270x横360x幅120mmとなり、多くのバイクモデルに適合します。本商品はレインカバー、ボトルホルダー、合皮固定ベルト×2、ナイロン固定ベルト×2、緩み止めアジャスター×2、ひも×2を含んでおり、どんな状況でも信頼性があります。
特にストラップは取り外し可能なので、用途に応じて調整が可能です。
口コミでも多くの賛辞といくつかの改善点が挙げられていますが、全体的に高評価を受けています。
- 合皮素材で高級感と耐久性を確保
- 容量12L、最大積載重量5kgと多機能
- サイズが縦270x横360x幅120mmで多くのバイクに適合
- レインカバー、ボトルホルダー、各種ベルトと緩み止めアジャスターを含む豊富な付属品
- 取り外し可能なストラップで柔軟な使用が可能
- フックの裏がすぐさびるとの指摘があり、改善を望む声がある
- XSR900 の積載問題が解消され、サイズも想像通りで満足している
- コンパクトでしっかりとした作りだが、雨天時の性能は未確認
- 大きなバイクにはバランスよく見えるが、小型バイクでは主張が強すぎる可能性がある
- 質感が高く、外側ポケットとドリンクホルダーの素材統一が改善点とされている
- 見た目にも気に入っており、防水性と耐久性にも期待
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4. HenlyBegins ヘンリービギンズ サイドバッグ
HenlyBeginsのサイドバッグはツーリングにおける多機能と耐久性を備えています。
この製品はポリエステル1680デニール生地を採用し、優れた強度と耐久性を確保しています。
特に注目すべきは、フラップ、前面、側面にウレタン芯を挟んで型崩れを防ぐ工夫がされている点です。
また、シートバッグと同じブランドなので、統一感のあるスタイリングが可能です。
サドルバッグサポートに差し込むことで走行中の振れも抑制し、安全なツーリングを実現します。
さらに、底面は熱に強い帆布生地で、信頼性も高いです。
- 素材: 高品質のポリエステル1680デニール生地
- 型崩れ防止: ウレタン芯を用いた型崩れ防止設計
- 装着容易性: 側面に25mm幅のパルステープ付きで追加ポーチの取り付けが容易
- 安定性: 背面部をサドルバッグサポートに差込み、走行時の振れを抑制
- 耐熱底面: 熱に強い帆布生地を使用
- 多機能ベルト: 金具付きベルトと調整幅の広い樹脂部品付きベルトの2種類が付属
- レインカバー: 立体形状でバタつきを抑える
- 防水性: 基本的には防水だが、豪雨の場合は少し染み込むことがある。
- 作り: サイズ感が良く、梱包もしっかりしている。
- 価格: 製品自体は良いが、価格が少し高いと感じる。
- 付属ベルト: 結束バンドの併用が推奨されている。
- 容量: 通常の10Lよりも実際には多くの物が入る。
- 使用例: エンジンガードに取り付けて右側にはカッパ、左側には工具を収納。
- デザイン: ハンターカブなどともデザインがマッチしている。
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5. kemimoto サイドバッグ 防水 大容量50L ツーリング 2PC
防水性に優れた素材で作られており、急な雨でも中の荷物が濡れる心配がありません。
大容量の50リットル(片側25リットル)を備えているので、日常使いから長距離ツーリング、泊りがけの旅行まで対応します。
汎用性が高く、多くのバイクモデルに装着可能です。
独自の設計により、荷物の型崩れやバッグ自体の変形を防ぎます。
さらに、安全性も考慮され、夜間の走行やマフラーとの干渉を避ける工夫が施されています。
- 完全防水: 急な雨でも中の荷物を保護。
- 大容量50L: 長距離ツーリングや泊まりがけの旅行にも対応。
- 汎用タイプ: 多くのバイクモデルに対応。
- 特別な設計: 荷物の型崩れを防ぐ。
- 安全性が高い: 走行中の安全性を高める工夫がされている。
- 色はグレーで、バイクにはまだ使用していないが車でのドライブに非常に便利だった。
- 雨に強く、容量も十分。全体的に満足。
- 防水性能が高く、急な雨でも安心。
- マフラーに接触する可能性があるが、改造で対応予定。
- 費用対効果が高く、容量も十分。
- キャンプでの使用には適しているが、もっとポケットが欲しい。
- 荷物は多く入るが、形が崩れやすい。
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6. DOPPELGANGER ドッペルギャンガー ターポリンシングルサイドバッグ
バイクキャンプを快適に楽しむために設計されたターポリンサイドバッグ。
ツーリングキャンプの荷物量に最適な40リットル(片側20リットル)の大容量設計で、衣類や寝袋、食料などを濡れから守ります。
防水性に優れたターポリン素材を使用し、突然の雨や道路からはねる泥水から荷物を保護します。
また、後輪やマフラーへの干渉を防ぐヒップアップ設計や、バッグの形状を維持するPEボードなど、機能性とデザイン性を両立した逸品です。
- 40リットルの大容量設計
- 防水性に優れたターポリン素材使用
- バイクの後輪やマフラーへの干渉を防ぐヒップアップ設計
- 荷物の大きさに合わせて調節可能なロールトップ仕様
- メッシュポケット装備で利用頻度の高い小物の収納に便利
- バッグの形状を維持するPEボード内蔵
- 余分なベルトの固定が可能なデイジーチェーン装備
- サイドバッグの持ち運びに便利なキャリングベルト付き
- エンデュリスタンのブリザードLと比べても物が素直に詰め込める形状で、耐久性も問題ないと評価
- 70mm近い雨の中を走っても内部が濡れず、不整地走行で何度も倒しても破れなかったという耐久性の高さ
- 2週間の北海道ツーリングで雨に降られても水が侵入せず、どこも破けなかったとの声
- トイレットペーパーの18ロールが入るほどの大容量で、設置も簡単だったとの評価
- 雨の中でも問題なく防水性が高いが、バンク時にタイヤと接触してしまい穴が開いたという報告
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Z900RSのサイドバッグは自分で取り付けして工賃を節約しよう!
Z900RSにサイドバッグを自分で取り付けることには、工賃を節約するメリットがあります。
専門のメカニックに依頼するよりも費用を抑えることが可能です。
「自分で取り付けると失敗するのではないか」という不安もありますが、Z900RS専用品であれば、ほとんどの場合は簡単に取り付けが可能です。
もちろん、作業中には安全に注意を払い、必要な工具やパーツクリーナーも事前に用意しておきましょう。
Z900RSのサイドバッグは自分で取り付けることで、工賃を節約し、自分好みのカスタマイズも楽しめます。
おすすめ工具やケミカル類は、以下のリンクを参考にして下さい。実際に現場で使用しているものも紹介してます。
>>現役整備士がおすすめするバイク用工具はこれだ【最低限これでOK】
>>【整備士が選ぶ】持っていると便利なバイク用ケミカル15選!!
まとめ|Z900RSにサイドバッグを装備してツーリングを快適に!
Z900RSにサイドバッグを装備することは、多くのメリットがあります。最大のポイントは、ツーリング中の荷物の持ち運びが便利になることです。また、選び方によっては、バイクのデザインにもマッチし、さらに良い印象を与えます。汎用品と専用品の選び方、さらには自分での取り付け方法までを解説しました。反論も考慮に入れつつ、最適な選択をすることが大事です。最後に、選んだサイドバッグがZ900RSのスタイルと機能性を高めることで、快適なツーリングが実現できると確信しています。